相変わらずVTRの調子が悪く、最後の80周だけを観戦。
ニューハンプシャー州のロードン(Loudon)、New Hampshire Motor Speedway。
レース名はSylvania 300。
Sylvaniaという名前を聞くと動物のシリーズの人形を連想してしまうが、このSylvaniaはOsramという照明器具の会社のアメリカの子会社の名前らしい。Osramはジーメンスの子会社で、日本では一時期三菱電機と合弁で日本でオペレーションをしていたように記憶している。
解説は石見周氏。
残り80周の時点ではネメチェックが原因のイエローフラッグの後のリスタートでマット・ケンゼス (Matt Kenseth)が巻き込まれる大クラッシュ。これで赤旗となる。ケンゼスはこのクラッシュでリタイアし40位前後が確定してしまう。チェイスの初戦でこれは痛い。
nascar.comのLap-by-Lapを見ると、カイル・ブッシュ (Kyle Busch)は車の調子が悪い上にスピンも起こしてしまい、周回遅れで43位の最後尾を走っていたようだ。石見氏はカイルは「高みの見物」だと言っていた。前で起こるクラッシュでも影響を受けないくらい後を走っているというわけ。
再開後、ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)がトップ、グレッグ・ビフル(Greg Biffle)
、カール・エドワーズ (Carl Edwards)、デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)の順。トニー・スチュアート(Tony Stewart)がかなり後の方からどんどんパスして上がってくる。
このあと、残り20周イエローフラッグのピットロードでクリント・ボーヤー(Clint Bowyer)がエリオット・サドラー (Elliot Sadler)のクルーのつま先をタイヤで踏んだ映像が流れたが、踏まれた本人は気が付いていないようなので大したことはなさそう。
残り15周ぐらいのクラッシュをよけたジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)が順位を下げてしまう。この後、グレッグ・ビフルがジョンソンをパスし、この差を保ったままでフィニッシュ。
今回のレースでは、カイル・ブッシュとマット・ケンゼスがチェイス進出12人の中では順位を大きく下げてしまった。カイルは8位、ケンゼスは12位。
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