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2010/07/28

[NASCAR] 2010 第14戦 ポコノ Gillette Fusion ProGlide 500 presented by Target

NASCAR 2010 第14戦 ポコノ 
Gillette Fusion ProGlide 500 presented by Target

放送:G+
実況:福徳一志
解説:石見周

レース開始直後に大雨で1時間50分遅れてスタート。ピット出口の付近にはコースから水が染み出している。雨でラバーが流れてしまったので15Lapでコンペティションイエローを出す。

4km(2.5マイル) × 200 = 800km (500マイル)
ターンは3個で、バンクは順に 14度、8度、6度。

「第3ターンが一番難しい。ここで速く走り1ターンで8割ぐらいよくなれば勝てる。」(石見)


最終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11FedEx Freight
2 カイル・ブッシュ (Kyle Busch)18M&M's Pretzel
3トニー・スチュアート(Tony Stewart)14Old Spice / Office Depot
4 ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
5ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) 48Lowe's
6 カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite / Vortex
7ジェフ・バートン (Jeff Burton)31Caterpillar
8フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) 42Target
9クリント・ボーヤー(Clint Bowyer) 33Cheerios / Hamburger Helper
10A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger) 43Coleman Natural Foods




ジョー・ギブスレーシング(JGR)対 リチャード・チルドレスレーシング(RCR)
カイル・ブッシュ、ハムリンのJGR勢と、ハービック、ボーヤー、バートンのRCRがtop10にとどまって首位争い。スタートではハムリン、カイル・ブッシュが前に出た。中盤はボーヤーが大差で首位を独走。後半は、ハムリン、カイル・ブッシュ、ハービック、バートンが前に出た。
RCR がこのトラックでの初優勝をしたのは1993年でドライバーはデイル・アーンハートだった。それ以来チームは勝っていない。一時期中ず飛ばずだったRCRを「リストラしてチームを作り直して良いチームになりました。」(石見)優勝はハムリン。ハムリンはポコノが得意で4勝目。


ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano) vs ケビン・ハービック
終盤10Lapを切ってからの5位争い。ロガーノがなかなか抜かせない。ハービックはイン側から並んだ。残り2Lapでロガーノが左に曲がろうとしたところにハービックはすこしストレートに走っていたため、ロガーノは左リアをハービックに当てられてスピン。13位でフィニッシュ。
フィニッシュ後にロガーノはハービックに文句を言いに行こうとして、回りにとめられた。
「これはロガーノに行かせるべき。ここで黙っていると、こいつには何をしても文句は言わない、と思われてしまうが、ここで一度怒って抗議すると次からはハービックも注意するだろう。これはロガーノはいいですね。ほれなおしました。」(石見)
その後のインタビューでロガーノは「5位以内フィニッシュできたのに13位まで落ちた。ハービックとは話したくない。」と怒りのやり場がない感じ。一方のハービックは「同じ場所に2台がいれば起こることさ。」とだけ。車がよかったのでチームに感謝する、と気にしていない。「ハービックは典型的なアメリカ人というのが良く出ている。自分が悪いことをしても絶対に謝らないね。」(石見)
録画を見ると、ハービックが露骨に邪魔をしている感じではないが、うまく妨害しているとは言えるだろうか。「ハービックがもうちょっと大人になってもいいかな。ベテランにいやらしさが出ましたね。」(石見)

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
「コアなファンはジュニアファンが圧倒的に多いのですが、成績が振るわないと、最初は叱咤激励だが、そのうち離れてしまう。」(石見)
走行中のオンボードで、ターンで滑ってカウンターを当てる画像が放送された。
「これは良い画ですね。カウンターを当ててました。これをずっとやっていると速く走れない。車の調整がうまくいかないのは何人ものエンジニアとジュニアは経験してきた。結局、ジュニアに車のセッティング能力がない、ということになっていく。」(石見) NASCAR関連のPodcast finallapradio.comでもおなじようなことを言っていた。しかし、それでも10勝以上はしているドライバーなので、全く無能ということはないだろうとは思うのだが。
しかし、もう2年勝利がない。


サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
最後のコーションをステイアウト連発でリードラップを獲得。タイヤは苦しく、ハムリン、カイルなどには太刀打ちできない。ねばって上位フィニッシュの11位。

トニー・スチュアート
車はよくなく、10位以下にまで落ちていた。最後のリスタートまでステイアウトも交えて2位に上がり、カイルにパスされて3位。「良くない車でも良くないなりに上位に持ってくるのがベテラン。」(石見)

ホワイトチェッカー後にもクラッシュ
ホワイトチェッカー後、アルメンディンガーがイン側に降りてラインをつぶし、ケーシー・ケインとクラッシュ。ケインの車はインからアウト側まで滑って行き、壁にヒットして宙に。そこにビフル、マーティン、ゴードンなどが突っ込んだ。

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