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2008/01/13

小学校竣工式に出席

1月12日、午後1時から海老名市立東柏ヶ谷小学校の竣工式典が行われた。

式典の実行委員会は最近の小学校PTA本部および各委員会メンバーと先生方が中心となっているようだ。招待されたのは地域の方々、PTA本部OB、直近のPTA委員会、学校関係、市役所関係などなどだ。

式典の後、学校の内覧会があり、希望者は先生方の案内の元、新しい校舎を見て回った。

校舎は地域への一部施設の開放も視野に入れた設計になっている。60人程度が使えるランチルームが新しく作られている。ここなども地域でちょっとした会合に使えたりするのだろう。予約は市役所に申し込む。

屋上には花壇とソーラーパネル。

もともとは中庭に小さな花壇があったのだが、そこはほぼなくなり、そのかわりに屋上緑化も兼ねて花壇を作り、また、太陽光発電を行うためのパネルも設置された。大きさから考えると校内の全消費電力をまかなうほどではなさそうだ。この電池の説明用のアニメーションを上映している液晶ディスプレイが廊下の壁に設置されている。


建設費用は17億円、このほかに建設中に臨時教室として使用したプレハブ教室のために3億円かかっており、総額20億円である。

市長が祝辞の中で、もしも更地が入手できていればそこに新校舎を建設した方が安く上がったかもしれない、とおっしゃっていた。タイミングがもう少し違っていれば現実となったかもしれない。

この近くの工場が移転したため、広大な空き地があったのだが、当時は新築ではなく補強のみの計画だったためか、そこを市が入手することはなく、その土地は200戸以上の戸建の分譲住宅になった。

卒業をプレハブ教室で迎えた児童の保護者の立場で言えば、一連の事態の本当の原因はどこにあるのかが十分検討されていなければ報われない、という気持ちはある。単に、一担当者のミス、というレベルの話で終えられてはいないか、という危惧も。

しかし、ある意味のミスの埋め合わせとはいえ、いい建物が完成したことは素直に喜んでいいことだ。将来的に地域でうまく活用できればこのコストのもとはとれたと言うべき。

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