2009年9月27日(日) SUGO
放送:JSPORTS
実況:ピエール北川
解説:土屋武士
3704m × 63周
これが2009シーズンの最終戦。チャンピオンとチーム優勝はすでに決まっており、ルーキー・オブ・ザ・イヤーと年間2位以下がまだ決まっていない。ナカジマレーシングとしては小暮卓史が2位に入ってワン・ツーで終わりたいところ。
スタート後しばらくして小雨が降り始め、降り続いた。この雨にふりまわされて小暮は順位を落としレースにならず。なんだかんだで普通にタイヤ交換をしたデュバルが優勝。スリックにこだわったブノワ・トレルイエは徐々に順位を落とした。
また、ドライバーランキングの表彰式で、ブノワが「今年がたぶんフォーミュラ・ニッポン最後のシーズンなので…」と発言。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーは塚越広大に決定。「まだまだ勉強不足。レースでここに立ちたかった」
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | ゼッケン |
1 | ロイック・デュバル(Loic Duval) | NAKAJIMA RACING | 31 |
2 | アンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer) | PETRONAS TEAM TOM'S | 36 |
3 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL | 20 |
立川祐路
フォーミュラでの100レース目。スペシャルペイントで「100th」と書いた車でのレース。
「そんなに長く乗っていたのか、と。周りの人のおかげ」と感謝のコメント。レースは最後尾からスタートし、早目にレインタイヤに交換したが、タイミングが早すぎて周回遅れになってしまった。
小暮卓史
SUGOでのあらゆる記録より速い「SUGOを一番速く駆け抜けた男」(土屋氏)になった。Q3で失敗しポールは取れなかったがスタートで前にでて良いペースで引き離し優勝確実かというレース運び。
ところが雨が降って、早目にレインタイヤに交換してからは戦略が外れ続ける。一旦雨が小ぶりになってペースが落ちたところでスリックに交換、さらに、再び雨が降ってレイン、と
レイン→スリック→レイン
余計なタイヤ交換を2度したことで最後尾近くまで落ち、周回遅れでレース終了。
ここでデュバルと同じタイミングでタイヤ交換していたら上位に入って、ドライバーランキングを2位にできたかもしれなかったが、ピット戦略がはずれた。中嶋監督が「我々の早とちり」と。
ブノワ・トレルイエ
チームかドライバーかどちらの決定だったのか、スリックを履き続けてのレース。もてぎでの塚越のように徐々に後ろから抜かれて周回遅れになってしまったが、ところどころ乾いた路面では前を抜くようなレースを見せた。表彰台での「今年が最後のシーズン」発言には、解説の土屋氏も「え」と絶句しており、その後のコメントが出てこず。
「ロッテラー、デュバルの前へ戻れるピットタイミングはあったので、天気の予想を決めていれば。ちょっと運がなかったかな」土屋氏。
国本京佑
8位に入り初の1ポイント獲得。ロッテラーや平手とやり合って、フォーミュラ・ニッポンの車にも慣れてきたことを示した。
DoCoMo Dandelion
正面ストレートで伊沢がライアンの後ろから接触。双方とも壊れてしまい下位に沈む結果になった。伊沢は非常に気合が入っていたようだがちょっと空回り。
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