sprint cup シリーズ 第27戦 ロードン Sylvania 300
2009年9月20日
放送:G+
解説:藤田大介
実況:石見周
チェイス初戦。Chase for Sprint Cupの資格を持つ12人の持ち点は5000点+勝利数×10点にリセット。12人の中からシリーズチャンピオンが決まる。
TVでは
モントーヤが外国人初。
スチュアートはオーナードライバー初。
ケインは Racing for king (リチャードぺティのチーム)
「ハムリンは勢いがあるかも」石見周氏。
RED BULL TOYOTAは2010年の参戦を発表。
カート・ブッシュの現クルーチーフであるパット・トライソンが2010年シーズンはウォルトリップレーシングの マーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)のクルーチーフになることが発表された。
FinalLap Radioのpodcastを聞いていたら、この移籍が発表された後、トライソンはペンスキーのガレージに週一回しか入れなくなっている、と言う話が披露されていた。この理由としてペンスキー側は秘密保持のため、と言っているがここまでチームを立ち上げてきたトライソンが知らない秘密などないだろう。なんのための措置なのだ、と。(つまり、単なる嫌がらせではないか、ということ)
コースは 1.05×300 = 315マイル。
バンク角はターン 12度、ストレッチ2度。
バンクが浅くコーナーは低速。「足回りとドライバーの技術が勝負の決め手。」石見氏。
初戦はマーク・マーティンが勝利。石見氏の予想どおりデニー・ハムリンが2位に入った。
最終結果
順位 | ドライバー | ゼッケン |
1 | マーク・マーティン (Mark Martin) | 5 |
2 | デニー・ハムリン (Denny Hamlin) | 11 |
3 | フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya) | 42 |
4 | ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson) | 48 |
5 | カイル・ブッシュ (Kyle Busch) | 18 |
6 | カート・ブッシュ (Kurt Busch) | 2 |
7 | ライアン・ニューマン (Ryan Newman) | 39 |
8 | エリオット・サドラー (Elliot Sadler) | 19 |
9 | グレッグ・ビフル(Greg Biffle) | 16 |
10 | クリント・ボーヤー(Clint Bowyer) | 33 |
ケーシー・ケイン
いきなりのリタイア。エンジンブローが原因。
チェイスではリタイアは避けなければならない。10レースしかないので大差を逆転することが難しい。
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
終始トップを走り3位に安定するなど車は良かった。好事魔多し、というか、残り20数周のところで デビッド・ルーティマン(David Reutimann)の外側にいたところ、ルーティマンの車がコーナーでルースになりすぎてジュニアを壁に押しやった。ジュニアの車はスピンして大破。コメントを求められたジュニアは珍しく激怒。「一緒に走りたくないドライバーが何人かいる。」などと。
これを聞いた石見氏が「そんなことを言うと自分もそうだろうと言われるので言わない方がいい。」「こういうことを言うのはそれだけ追い込まれているということ。周囲の目も厳しくなってきている」と。
ジョイ・ロガーノ
全くだめでどんどん遅れて行くような感じ。車は不安定で大クラッシュの引き金になった。
トニー・スチュアート(Tony Stewart)
160Lap付近、アクセルキャップ(タイヤの中央にあるキャップ)の様子がおかしい。中心に止まっておらず、ぐるぐる動いている。何かが折れてずれているのでは、とのTV解説。次のピットストップではこの金具をはずして付け替えたため大きくタイムロス。
マーク・マーティン
最初のころはおとなしく後ろから来る速い車に譲ったりしつつ、上位に近いところに付けている。
ステイアウトでトップに立つなど後半はトップ付近にいて、リスタートでもそれほど遅くない。
最後のリスタートではアウト側からモントーヤを引き離してトップチェッカー。
コメントでは、クルーチーフのアラン・グスタフソンに感謝していた。
2011年までの複数年契約にサインしたと発表があった。
モントーヤ
シーズン中に勝利はないが、トップ10が10回以上と抜群の安定感。ポールポジションを獲得し、予選から速い。マーティンにアドバイスをもらっているとのこと。「ご飯でもおごって話を聞いているんですかね?おごるつもりで行ったらおごられていると思いますけど。」石見氏。マーティンにすれば、チームは違えどアドバイスを求めて慕ってくれるのがうれしいのではないか、弟分のようだ、と。
車はロングランがきつかったようで、レース中盤ではカートブッシュにパスされて下がって行ったが、最後のリスタートではがんばってハムリンとぎりぎりのバトルで3位。
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