2009年9月4日から9月6日 第10戦 オーストラリア
Repco Rally Autralia
放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。古賀敬介。
2009から開催地が西海岸から東海岸へ移動。ほとんどのドライバーにとって初めてのコース。
以前のボールベアリングロードとよばれたコースからグラベル中心のコースへ。
SSが多く35本。オーストラリアでもグラベルの道が少なく、SSが多く短くなった。
また、DAY 3が一番長くなっているため、最後まで面白いラリーになった。
ペター・ソルベルグは、ランキング争いに残っていないことから、このオーストラリア遠征は欠場した。また、彼は次ラリーからシトロエンC4でレースに出ることになったとのこと。
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | 車種 |
1 | ヒルボネン(Mikko HIRVONEN) | BP FORD ABU DHABI WORLD RALLY TEAM | FORD Focus RS WRC 09 |
2 | ローブ(Sebastien LOEB) | Citroen Total WRT | CITROEN C4 WRC |
3 | ソルド(Dani SORDO) | Citroen Total WRT | CITROEN C4 WRC |
4 | ラトバラ(Jari-Matti LATVALA) | BP FORD ABU DHABI WORLD RALLY TEAM | FORD Focus RS WRC 09 |
5 | オジェ(Sebastien OGIER) | Citroën Junior Team | Citroën C4 WRC |
5 | ウィルソン(Matthew WILSON) | Stobart VK M-Sport Ford Rally Team | FORD Focus RS WRC 08 |
DAY1
オーストラリアはグラベルでのスタート順が問題になり始めたラリー。浮き砂利が多くトップスタートのヒルボネンはかなり苦戦だが、1台ぐらいの差ではあまり変わらないようだ。ローブも速くはなく、「自信を持って攻められない」と。「この数戦はこういうローブの自信のない様子が多い」古賀氏。
スタートのスーパーSSで速かったオジェがそのリードを保持している。
開催反対運動の行動がありSS6はキャンセル。
2008年のラリー・ジャパンでフランソワ・デュバルのクラッシュで重傷を負ったコ・ドライバーのピバトが元気な姿を見せる。
午前中はラトバラ、オジェ、ソルドの順位。
SS12は石が大きい。
山岸「石はどうやって避けるのですか?」
古賀「うまいドライバーは石をよけられるんですよ」
DAY1 終了時点順位は、ラトバラ、オジェ、ローブ、ソルド、ヒルボネン。
ローブは「スーパーSS前に順位を下げて翌日スタート順を下げた後で、スーパーSSのターマックに摩耗したタイヤで出て速かった。シトロエンの作戦勝ち。」古賀氏。
DAY 2
オーストラリアはいろいろな性質のコースが混ざっている。
「FIAはスピードやジャンプだけを売り物にしたラリーにしてほしくない、という意向を持っている。が自然を使うのでなかなかうまくいかない。」福井氏。
オジェについて、「新しい可能性を感じさせる選手ですね。」福井氏。
前戦に比べると「ヒルボネンはナーバス。ローブは余裕がある。」古賀氏。
SS22 ラトバラはパンクし後退。
ヘニング・ソルベルグはフロントグラスをこわしてしまい、ゴーグルをかけて走行。
「用意しているところがすごいですね。」福井氏。
ヘニングは「車のガラス会社がスポンサーでよかったよ」と。
DAY2 終了時点順位は ソルド、ヒルボネン、ローブ。
DAY 3
最終日が一番長い。
SS30はかなりラフな道。DAY2までにはなかったコース。
ローブはリードしてDAY 3を終了し、終了時点でのタイムは
ローブ、ヒルボネン、ソルドだった。
しかし、後日、車検でシトロエンチームの車輛部品に違反が見つかり、
1分のペナルティが課された。その結果、ヒルボネンが優勝。
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