2009年11月22日 マカオ
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:荒聖治
岡山で参戦した荒聖治が解説。
コースの特徴を荒は「海側がスピード、山側がテクニカルなコース。公道で蒲鉾状の道なのでカントをり良いうすると効率の良い走りができる。」と。 岡山でのSEATをドライブをJ.P.オリベイラは楽しんでいた、と語った。6.117kmのストリートコースを9Lap。
日本人選手は、青木孝行、谷口信輝が参戦。青木は荒が岡山でドライブした車で出場。
このシリーズ最終戦でチャンピオンが決定する。
また、ラリーニがこのレースを最後にWTCCを引退する。
Round23
最終結果
1 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
2 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
3 | ジェネ(Jordi GENE) | SEAT Leon TDI |
4 | メヌ(Alain MENU) | Chevrolet Cruze |
5 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
18 | 谷口信輝 | BMW 320si |
19 | 青木孝行 | BMW 320si |
プリオールがスタート後に壁に激突して右フロント部分を大破。
ハフ、モンテイロ、タルキーニが前方に出る。モンテイロは後半なぜかペースダウン(チームオーダーもあったのか?)し、タルキーニが2位に上がる。これによりタルキーニは2位とのポイント差を6ポイントに広げる。
ファーフスは4位まで上がるも、その後スロー走行してrace 2のリバースグリッドのポールポジションを取りに行った。この作戦について、「チームが決めたことならドライバーは実行するしかないんですけど、それにしても割り切りが早かったです。」と荒。BMWはドライバータイトルをあきらめてマニュファクチャラーズポイントに絞った。
Round24
最終結果
1 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
2 | J. ミュラー(Jorg MULLER) | BMW 320si |
3 | Y. ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
4 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
5 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
15 | 谷口信輝 | BMW 320si |
16 | 青木孝行 | BMW 320si |
スタンディングスタートから一斉にきれいに始動。「タイヤウォーマーできっちりグリップするので、スタートからプッシュできる」荒。
ハフのボンネットが破損して前方が浮いていている状態。
山側ではFRのBMWの動きが良い、とのころ。
3Lapでエングストラーがリスボアコーナーで壁にクラッシュ。リアがすべっている。「オーバースピードだったんでしょう」荒。
ボードマンが山側でクラッシュしてセーフティーカー導入。これにより2Lap追加。
8Lapでラリーニがリスボアでクラッシュ。ザナルディが止まり切れずに、追突してラリーニを壁に押し出した。
9Lapの最終コーナーで3台の大クラッシュ。ポルテイロがスピン、エングストラーがそれに突っ込んで停止。ライン上のその車にアンドレ・クートも突っ込んで三台のクラッシュ。
これにより赤旗中断でレース終了となり、タルキーニのチャンピオンが決定。
中断決定までの時間、ドライバーが達は待っているのだが、モンテイロがY.ミュラーやタルキーニに笑顔で話しかけていて「これがモンテイロがムードメーカーということを良く表していますね。応援してるよと言って。」ピエール。「でも、自分は表彰台は狙うよ、と(笑)」荒。
これがリスタートしていればインデペンデントで谷口、青木の1,2があったかも。
チャンピオン争いはタルキーニがY.ミュラーと4ポイント差、マニュファクチャラーはSEATがBMWに3ポイント差で獲得。
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