モニター使用(レビューを書く対価としての無料使用)というわけではなくてプレゼントとしていただいたので正確にはアフィリエイトレビューではない。
その当時使っていたのは、トレンドマイクロのウィルスバスター。
McAfeeブースで、他社に比較して何が優れているのかおたずねしたところ
- 動作が軽い(特に訴求していないが元々軽いので言っていないだけ)
- サイトアドバイザーのデータベースは実際に確認したものとリストを併用(他社はリストのみ)
2010年8月にintelがMcAfeeの買収を発表。買収金額は約76億ドル($7.68billion)。
ユーザーからすると、intelがバックについて企業としての安定性は増すだろうから、セキュリティソフトウェアにとって重要な永続的なサポートが得られる可能性が高まった、というメリットがありそうだ。
インストール
まず、ウィルスバスターをアンインストールする。アンインストール前にフルスキャンをかけておいた。
インストールはWeb経由で最新版を入れることが推奨なのだが、ウィルスバスターをはずした後、ネットワークにつなぎたくなかったのでCDでインストールした。
インストール後、フルスキャンをしてみた。
ウィルススキャンの方式の違いにより、あたらしく検知される怪しいプログラムが複数あった。
最終的には、30個のファイルが検知された。スキャン時間は、ほぼ同じか少しウィルスバスターよりも短い。ただし、全く同条件での測定ではないため、参考情報レベルだ。
デフォルトの設定でのファイアウォールはウィルスバスターよりも少し厳しい。今までは見逃されていたDigionのアプリケーションが検知されるようになった。
一般向けのツールは、デフォルトで安全な設定になり、カスタマイズで調整する、というのが理想。
マカフィーのソフトウェアはそのバランスをやや安全サイドに振っている。
マカフィーを使ってから、トレンドマイクロを振り返ってみると、トレンドマイクロは、毎月レポート画面を立ち上げてレポートしてくれたり、リスクの高い行為と判断するとブラウザからポップアップが出るなど、ユーザーのリテラシーを低めに想定して、しつこくメッセージを出す傾向があったことがわかった。
この2つのソフトウェアは特にブラウザ周りの機能が違う。
トレンドマイクロでフィルタリングをオンにすると、たいしてアダルトなコンテンツではないレースクイーン情報サイトでもポップアップで禁止される。これらは都度、サイトごとに許可設定をする必要がある。
マカフィーSiteAdvisorは危険回避が主な機能。レースクイーン程度ではひっかけられることはない。検索結果にアイコンを表示して、検査済みと未検査(と、おそらくハイリスクなサイト)を表示する。大人が使うにはおせっかいなところが少なくて楽だ。
ウィルスバスターとマカフィー、明らかな性能差はなさそうなので、どちらを使うかは、好みで選択すればよいと思う。自分は当分の間マカフィーで生活してみようと思う。
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