IndyCar
2010 第11戦エドモントン
実況:村田晴郎
解説:松田秀士
コース
コミューター空港の一部を閉鎖して使用するロードコース。
1.96×95Lap 左4右10
フュエルウィンドウが35程度。コーションなしだとぎりぎりの2ストップ。
シモーナ・デ・シルベストロが予選7番手。
スタートラップ。
パワー、カストロネベス、ディクソン、フランキティ、ブリスコー、シルベストロ。
ミルカ・デュノーは予選を走行せず、最後尾からスタートして早々にレースを終了。
パワー
「スタートから逃げるかと思ったらそうでもない。」(松田)
トップ走行ではあるが2位との差は開かない。
ペンスキーのトップ3は、パワー、エリオ、ブリスコー。
最後のピットでプライマリータイヤを装着。これがイマイチ合っていなかったようだ。
リスタートではエリオをパスしに行ったが、パスはできず、逆にディクソンにパスされ3位に。
カストロネベスのペナルティで結果は2位。
カストロネベス
パワーの後ろをずっと走り、リスタートでペースの上がらないパワーをパスしてトップ。
しかし、パワーを抑え込むためのライン取りがルール違反と判断されてペナルティで10位まで降格。
元々のペナルティはドライブスルーだったがカストロネベスはこれには従わず、走った。
フィニッシュ後は車をヘンなところに止めて、スターターや関係者に猛抗議。ストラテジストなどになだめられた。
バーンハート
競技委員長のバーンハートがカストロネベスに対する裁定についてTVのインタビューに答えた。
「相手がパスしに来たときは中央のラインよりインにいってはいけない、というのがルールだ。残念ながらカストロネベスは違反していた。我々は状況を作っているのではなく状況に対して反応しているのだ。」
日本のレースでは裁定を下す委員会のメンバーが放送などで自分たちの決定についての説明をすることは全くない、と言っていいだろう。「非常に分かりやすい。責任者が答えるのが良いですね。」(松田)たまたま、放送の前に行われたレースで松田・吉本のペアはスーパーGTでの誤審により順位を失っているだけに…。
自分が知っているだけでもおかしな裁定があった国内のレースは何回かあるがそれについて説明を公にしたのは見たことが無い。日本のドライバーのレベルが低いとは思わないがレース運営と言う意味ではまだ改善の余地はあるのでは。
ダン・ウェルドン
パンサーレーシングの1台体制。今年はインディでの2位が最高。
「車が決まっていない。コーナーを試しながら切っている。」(松田)
シモーナ・デ・シルベストロ
予選7番手から一時は6位まで上がった。良い位置でレースをしていたが終盤スピンしてタイヤバリアに突っ込んで順位を失った。
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