柏ヶ谷中学校では、一年生は職業調べ、二年生は職業体験実習という職業に対する理解を深める学習がある。「柏中フロンティアワーク」という名前の活動だ。
職業調べの方は職場にお邪魔してインタビューをすることによって職業に対する認識を自分の中に作る。それをもとに2年生の職業体験で実習する。
総合学習の一環として行われているのだと思うが、始まったころは一年生、二年生とも職業体験だった。いきなり一年生を職業体験に送り出しても、職場でもなかなかお役に立つところまで行かずにご迷惑をかけていたのではないかと思う。さらに一年生、二年生を送り出すとなると人数が多くなることで受け入れ先が問題となる。
受け入れ先は学校が受け入れをお願いしている。ここにもかなりの労力が(依頼する側、受け入れ側)割かれているし、受け入れていただいたあとはお礼に伺うなどなどさまざまなことが発生するはず。そういう意味では親は実習先に買い物に行ってみたりしつつ様子をうかがうぐらいしかできない。お店の方が実習生を受け入れることで売り上げを期待するというようなある意味即物的な見返りを期待されていることはないと思う。が、実際問題、職場が地域に存在しなければ実習そのものが不可能なのだから、地域経済が成り立っていてこそ、の実習である。
そういう意味で考えると、たとえば、安易な話だが、保護者は買い物は地域でする、などのような地域に対する貢献を考える必要があるのではないだろうか。今、「企業」が「社会」に貢献するという枠組みとして「CSR」をアピールすることがあるが、保護者から地域への貢献(保護者も地域の一員だから深く考えると矛盾があるが)は考えるべきことの一つなのかもしれない、と思う。そうじゃないと、都合のいいときだけ、地域の中学校をよろしく、ということになり、それはあまりにも手前勝手ではないだろうか。
私のブログ「小学校長のお仕事」へのコメントありがとうございました。
返信削除しばらく自己のブログを放置していましたものですから遅くなりましたが、お返事を書いておきました。
大変失礼いたしました。
コメントありがとうございました。
返信削除本部役員を引き受けられたのですねー。
うちの学校は学年委員が指名委員をしますので・・・結構いろいろあります。(笑)
誰か引き受けてくださらないかな・・・と切に思う今日この頃です。
また、のぞかせていただきます。
本部役員、がんばってくださ~い。