2009年3月13日から15日 第2戦 FxPro キプロスラリー
解説は福井敏雄氏、小林直樹氏。(古賀敬介氏と交替したのかな?)
MCは山岸舞彩さん。
最終順位
1 | ローブ (Sebastien Loeb) |
2 | ヒルボネン (Mikko Hirvonen) |
3 | P・ソルベルグ (Petter Solberg) |
4 | ソルド (Dani Sordo) |
5 | ウィルソン (Matthew Wilson ) |
6 | ロウテンバッハ (C. Rautenbach) |
混合路面のラリー。DAY1はターマック路面をグラベル用タイヤで走る。ブレーキ容量が小さいので難しい。
DAY2, 3はグラベル。
P. ソルベルグはシトロエン・クサラを使用してノルウェーからの参戦になる。。スバルのころよりも成績が上がっている。P. ソルベルグの3位獲得と、ローブのWRC 50勝という2つがトピックス。
DAY1
グラベル用で走るので「たわむ」(福井氏)らしい。ローブ「温度が高いとゴムが柔らかくなってふらつく。使っているとタイヤがすり減ってターマック用に近くなるのでその方がいい。」
H. ソルベルグが一般人の車にぶつかる事故でリタイア。
リピートステージではインカットした影響で砂利が路面に乗り、滑りやすくスピンする車もいる。
「ミックスラリーは禁止されているのだがキプロスは特例。」福井氏。
終了後の順位は、ローブ、ソルド、ヒルボネン。
タイヤの問題
グラベル用でターマックを走る。ローブはシェイクダウンのときから、使用済みタイヤで走ることを考えていたらしい。
DAY 1終了後、チームはセッティングをグラベル用に変更。
DAY2
前日の夜に雨が降った。ローブは降雨をある程度予想し、「ドライなら1分のタイム差は足りないかもしれないが、完全なドライコンディションにはならないだろう」と前日のインタビューで語っていた。
ラトバラが深いくぼみに転落。観客に押してもらって復帰。
「1キロ行って観客を連れて来て手伝ってもらった」とラトバラ。ここでラトバラが自滅し、フォードのローブ包囲網は崩壊。
午前中は路面が湿っている。
「湿っていたので一番手スタートでも問題なかった。午後も少し湿っていて欲しい。」ローブ。
午後は路面が乾いて埃っぽくなった。
「ほこりを浴びながら写真を撮るのがキプロスらしい」小林氏。
P.ソルベルグについて
「元気がよくて攻めている感じ」小林氏。「長い間苦しんだけれども、ドライバーとしては非凡」福井氏。SS10,11でトップタイムをマークした。チームは「小さいアットホームなチーム」(小林氏)で「メーカーの縛りがなく、自由気楽に走れている。」福井氏
ソルベルグはコメントで「最高だ。自分はリスクを負ってWRCに出場している。トップタイムが取れてスポンサー、チームに励みになる。」
DAY3
SSが3つしかない。山の天気が不安定で道路は泥道になっている。
P.ソルベルグはエンストしてしまうがそれでもソルドよりも速いタイムを出した。
ノビコフの車に観客から投石がありフロントグラスにひび。その直後に車はコースアウトしてリタイア。
投石とコースアウトの「直接の関係はないと思う。」福井氏。
SS13でP.ソルベルグはソルドを逆転。5位はセバスチャン・オジェとマシュー・ウィルソンとの争い。オジェが一旦はリードした。その後オジェのコースアウトとリタイアによりウィルソンが浮上した。
ウェブサイトへの取り組み
WRCはwebsiteへの広報を強化している。
youtube
を使って公式ウェブサイトの更新情報や動画を公開する試みを開始。動画にはTVでは見られない画像がアップされており興味深い。