NASCAR
sprint cup シリーズ 第4戦 Kobalt Tools 500
2009年3月8日 アトランタ・モーター・スピードウェイ
1.5マイルを325周 500マイル
バンクはターンで24度、ストレートで5度。ピットウィンドウは54から58周。
放送:G+、解説:福山英朗氏。実況:福徳一志。
最終順位
カート・ブッシュが終始好調な車で優勝。前戦のカイルと兄弟で連続優勝。カイルが勝ったので自分も頑張らないと、というコメント。
国歌はRitchie Macdonald。
ジョージア州出身のドライバーは
ビル・エリオット (Bill Elliott)
リード・ソレンソン (Reed Sorenson)
デビッド・レーガン(David Ragan)
トゥーレックス ジュニアは前日に結石の除去手術をしての出場。
レースの大勢を決めてしまったのは人がコースに入ったことによるコーション発生のタイミングだった。マルコス・アンブローズのクルーが転がったタイヤを追いかけて、コースの内側の芝生にまで行ってしまい、危険という判断でイエローが発生。
このとき、アンダーグリーンでのピットインが始まっていてすでにピット作業を終えたドライバーたちも数多くいた。これらのドライバーはコーションラップ中に入ったドライバーに比べると1周損をしたことになってしまい、この時点で周回遅れになる。
ピット後はトップと同一周回は13台にまで減少。この後のイエロー発生の度に、ラッキードッグパスで一台ずつリードラップに戻る。
169周目近辺でもアンダーグリーンの最中にイエローが発生し、また周回遅れが出る。デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)は車が一貫してルースでペースが上がらず周回遅れになるが、ラッキードッグで戻る。
「ジュニアのクルーチーフのトニー・ユーリー・ジュニアは古いタイプのクルーチーフなので、あまり成績が上がらないと替えられる可能性がある。今はコンピューターを駆使してエンジニアリングを極める方向に進んでいる。たとえば、ジミー・ジョンソンのクルーチーフのチャド・カナウスがそう。トニー・ユーリージュニアはちょっと違う。」福山氏。
カート・ブッシュは終始トップ集団にいる。ピットアウトで他車に抜かれることもあるのだが、周回を始めると追い抜いてトップを取り返す。
オーナーズポイント
予選通過の35位に入るかどうかは今後のレースでは重要になる。今の順位だと、
35位 マーク・マーティン
36位 スコット・スピード
「マーク・マーティンはこんなに悪かったんですね。大活躍している印象があるけれど。」
終盤戦は燃費走行
残り55周でのコーションではカート・ブッシュがステイアウトし、その後はトップを守りつつ燃費走行に入る。エドワーズもスイッチを入り切りしてエンジンを止めたりしている。このままだと燃料が持つかどうかという距離。ところが、残り4周でイエローが発生し、周回数が伸びるとともにグリーンホワイトチェッカーに移行。トップグループもピットインし、エドワーズは2タイヤ交換でギャンブルに出た。この効果でピットアウト1位だったが、カート・ブッシュがここでも抜き返してトップでチェッカー。2位はエドワーズをパスしたジェフ・ゴードン。
ジュニアは11位。
ハイスピードコース
「第4ターンの出口の中段で見たことがあるのだが、中段なのにタイヤカスが飛んできて、白いTシャツに黒い点がついた」福山氏。シリーズ中でも屈指の高速コース。
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