2009年3月14日 カタール ドーハ Losail International Circuit
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二
日本から参戦している選手のうち三人のインタビューが放映された。
加賀山就臣選手:課題はマシンの条件をすばやく合わせること。目標はチャンピオン。
中野真矢選手:心機一転がんばります。
清成龍一選手:CBR二年目でよくなっていると思う。速いライダーが増えた。
玉田誠選手は予選で転倒、足の親指を骨折して出場できず。
気温は27度。「あけあけのコース」八代氏。コースの周囲の芝生は人工芝。
ポールポジションは、ベン・スピーズ(ヤマハ)。
Race 1
結果順位
順位 | 選手 | チーム |
1 | スピーズ(Spies) | Yamaha WSB |
2 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team |
3 | ビアッジ(Biaggi) | Aprilia Racing |
4 | 中野真矢 | Aprilia Racing |
5 | チェカ (Checa) | HANNspree Ten Kate Honda |
6 | バーン (Byrne) | Sterilgarda |
7 | サイクス (Sykes) | Yamaha WSB |
8 | レイ(Rea) | HANNspree Ten Kate Honda Racing |
9 | コーサー (Corser) | BMW Motorrad Motorsport |
10 | ラコーニ (Laconi) | DFX Corse |
22 | 加賀山就臣 | Suzuki Alstare BRUX |
Lap 2で加賀山選手がコースアウトしてグラベルで転倒。「アウト側の玉砂利が深い。粒が大きいのでハンドルを取られる。」八代氏。
先頭の5台は、ビアッジ、芳賀、スピーズ、中野、シュムルツ。
スピーズはスリップを使って、先頭に立ち、どんどん離していく。芳賀はビアッジと最終ラップはバトル。
スピーズはスリップを使って抜くのがうまく、勝負強い。
Race 2
結果順位
順位 | 選手 | チーム |
1 | スピーズ(Spies) | Yamaha WSB |
2 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team |
3 | ビアッジ(Biaggi) | Aprilia Racing |
4 | 清成龍一 | Ten Kate Honda Racing |
5 | サイクス (Sykes) | Yamaha WSB |
6 | ノイキルヒナー(NEUKIRCHNER) | Suzuki Alstare BRUX |
7 | 中野真矢 | Aprilia Racing |
8 | レイ(Rea) | Hanspree Ten Kate Honda Racing |
9 | コーサー(Corser) | BMW Motorrad Motorsports |
10 | チャウス(XAUS) | BMW Motorrad Motorsports |
15 | 加賀山就臣 | Suzuki Alstare BRUX |
シュムルツがピットスタート。
ビアッジがホールショット。その後を芳賀、スピーズ。芳賀はビアッジをかわしてトップ。しかし、引き離すことができず、5周目でスピーズにトップを奪われる。その後、スピーズは2位以下に2秒以上の差を付けてチェッカーまで独走。
芳賀、ビアッジ、清成の2位集団は最終周まで芳賀・ビアッジのバトルがあり、最終ラップで芳賀がビアッジを抜き返して2位チェッカー。
「去年の芳賀はヤマハに乗っていてドゥカティに抜かれていた。今年はドゥカティに乗っているとヤマハに抜かれて、そんなはずじゃなかった、というような気持ちだろう。今年のヤマハのマシンは速いということ」八代氏。
中野選手とノイキルヒナーのタイム差は0.002秒。
アプリリア
V型4気筒エンジンで再参戦。出る早々こんなに早いとは予想していなかった。MotoGPの参戦はしているので車体のノウハウがたまっているはず。それを活用したからかもしれない。(八代氏)2レースとも3位になり、ビアッジは自信を深めた様子で、改善すべき点はたくさんあると言いつつも、今後もっと上に行ける手ごたえをつかんだようだ。
優勝インタビューでは芳賀選手が「スピーズが10歳若くて負けた」というようなことをちらっと。「バレンシアは好きなサーキットなので負けない」と。
ファブリツィオ不調
race 1では何かのトラブルか転倒で完走できず、race 2でも途中でピットインして再度スタートしたが、リタイア。同僚の芳賀が速いことを考えるとバイクが遅いということはなさそう。ただし、同じチームでもどちらか一方にトラブルが集中するということはあるので、芳賀が好調な分、ファブリツィオにトラブルが集まっているのか?
スピーズ二連勝
前戦から通算で三連勝している。2回の優勝インタビューでは、パスした後は頭をさげて走った、と。
コーナーでは体を内側に寄せて、マシンはあまり寝かせないスタイル。タイヤのエッジが減らないので持ちが良くペースを保つのに有利になる。ヤマハのマシンの性能と共にスピーズのデビューイヤーでの速さは予想以上。
芳賀選手が二レースとも二位のため、ポイント差は10ポイント縮まった。
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