2009年4月13日,14日
G+
2009年シーズンのルール変更によりタイヤはブリジストンのワンメイクに変更され、さらに使用可能なタイヤが前8本、後12本に減少。タイヤはAスペック、Bスペックの二種類のコンパウンドが半数ずつ。これを予選から使用することになると実質使用可能なタイヤ本数は多くはない。
125cc
1 | アンドレア・イアンノーネ(A. Iannone) | Ongetta Team I.S.P.A. |
2 | フリアン・シモン (J. Simon) | Bancaja Aspar Team 125cc |
3 | サンドロ・コルテセ (S. Cortese) | Ajo Interwetten |
20 | 中上貴晶 | Ongetta Team I.S.P.A. |
27 | 小山知良 | Loncin Racing |
実況:右松健太
解説:坂田和人
8PMスタート。フリアン・シモンが250ccから125ccに復帰。一方、ディメリオとタルマクシが250ccに移行。また、ルーキーが9人新規参戦。イアンノーネがスタートを決めてトップに立つ。チームアスパーのスミスとシモンは後ろに下がる。3周目にシモンが2位にあがる。4周で雨で中断しそのまま順位確定。
ポイントは半分に減算。
250cc
1 | ヘクトル・バルベラ(H.Barbera) | Pepe World Team |
2 | ジュール・クルーセル(J. Cluzel) | Matteoni Racing |
3 | マイク・ディメリオ (M. Di Meglio) | Mapfre Aspar Team 250cc |
4 | 青山博一 | Scot Racing Team 250cc |
12 | 富沢祥也 | CIP Moto - GP250 |
実況:中野謙吾
解説:坂田和人
天候のため、スタートはディレイし、周回数は13に短縮された。雨を待つ間に坂田氏が富沢選手評を「元気が良いライダー。年上の人にも物おじしない。やんちゃなライダー」
青山選手は予選2位からスタート。
1周目でパッシーニが転倒。ホールショットは青山だったがバルベラがトップを取って一周目をクリア。
青山選手は路面コンディションが変わっているため攻めきれず9位から11位あたりに後退。
4周目でクルーセルがトップへ。2位にバルベラ。
デボンとラタパー・ウィライローが3位以下の蓋をする形になり大集団で、残り5周まで固まって走行した。
デボンがミスをして後ろに下がったことで3位以下の選手はペースがあがり最終周へ。
青山は7位から最終ストレートでスリップを使って4位まで一気に上がった。
青山選手「コンディションが変わって攻めきれずくやしい。チームが変わって初めてのレースで4位は悪くない。」
富沢祥也選手「初めてのレースで走りきって4ポイント取れたのでまずまず。」
MotoGP
1 | ケーシー・ストーナー(C. Stoner) | Ducati Marlboro Team |
2 | バレンティノ・ロッシ(V. Rossi) | Fiat Yamaha Team |
3 | ホルヘ・ロレンソ (J. Lorenzo) | Fiat Yamaha Team |
15 | 高橋裕紀 | Scot Racing Team MotoGP |
実況:寺島淳司
解説:宮城光
日曜日はチームとDornaが話し合い順延を決定。MotoGP初の月曜決勝。
グリッドは、ストーナー、ロッシ、ロレンソ。高橋は17位からスタート。
スタートからストーナーがリードしロッシが追う展開。ロッシは中盤までストーナーとの差を詰めていったが、途中でタイヤがきつくなったかペースをコントロールし2位を確保。
3位以下では、序盤はドビツィオーソとロレンソの争い。ドビツィオーソはロレンソ、エドワーズにパスされて5位に。
デ・アンジェリスがペドロサの左側から当たってしまう。このせいでペドロサは8位まで後退。ペドロサは左側に負傷しているので影響があるだろう。デ・アンジェリスはチェッカー後にガス欠になってしまい、バイクを止めて高橋のバイクの後に乗ってチェッカーまで戻ってきた。
カワサキ撤退後にカワサキのバイクを走らせるHAYATE レーシングのマルコ・メランドリは最初の周回でコースアウトした後、挽回して14位。
高橋「前半は混戦を抜けられなかった。後半はバイクにもなれてトップと変わらないタイムで走れた。」
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