2009年3月7,8日 クリティバ
GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
2009年はシボレーが新車を投入。
BMWは参戦発表がぎりぎりまで遅れており、チームドライバーの入れ替えがあった。
フェリックス・ポルテイロがインデペンデントに降格。
セルジオ・フェルナンデスがワークスに昇格。
ポルテイロの降格は「屈辱的、というか、言葉は悪いが君はだめだと言われたようなもの。これを糧に上がってくることもある。」木下氏。
ホンダアコードで参戦していたN TECHNOLOGYは会社が清算されたため参戦中止。「無限はエンジン開発を継続してもよいと言っていたので、どうかなと思っていたのだが…」木下氏。
ロシアのLADAは今年も参戦継続。
RACE 1 (14 Laps)
最終結果
1 | イバン・ミュラー(Y. Muller) | SEAT Sport |
2 | ジェネ(Gene) | SEAT Sport |
3 | リデル(Rydell) | SEAT Sport |
4 | タルキーニ (Tarquini) | SEAT Sport |
5 | ファーフス (FARFUS) | BMW Team Germany |
ポールポジションはイバン・ミュラー。
スタート直後の第1コーナーで、プリオール、メヌ、ヨルグ・ミュラーが当たってクラッシュ。上位4台はセアトに。
6周目にダステのクラッシュでセーフティーカー導入。
イエロートレイン健在
昨年後半からセアトのTDIの速さが頭一つ抜けたような感じだった。その状況は2009年も変わらないようだ。
RACE 2
最終結果
1 | タルキーニ (Tarquini) | SEAT Sport |
2 | リデル(Rydell) | SEAT Sport |
3 | ジェネ(Gene) | SEAT Sport |
4 | イバン・ミュラー(Y. Muller) | SEAT Sport |
5 | ヨルグ・ミュラー (J. Muller) | BMW Team Germany |
リバースグリッドでポールポジションはBMWのフェルナンデス。
雨でスタートがディレイし、セーフティーカースタートから2周してローリングスタートに変更された。
BMWがスタートこそ前にいたのだがセアトが8周目ぐらいまでには前に出た。
5位に入ったヨルグ・ミュラーは21位から追い上げて5位。
サクセスバラスト
2008シーズンのサクセスバラストは車ごとだった。2009年は車種に対してかかることになった。これはセアトのぶっちぎりの速さに対してのハンデという意味。車種に対してのハンデというと数年前の日本のスーパーGTでのウェイトハンデを思い出させる。このときは、チームオーダーがすごくてウェイトを下ろすためにわざとゆっくり走らせるチームがあった。WTCCの場合はどうだろうか。
この2レースではセアトが相変わらずの速さ、ということになった。
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