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2009/04/25

[WTCC] 2009 Round 1,2 ブラジル

世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年3月7,8日 クリティバ
GAORA

実況:ピエール北川
解説:木下隆之

2009年はシボレーが新車を投入。
BMWは参戦発表がぎりぎりまで遅れており、チームドライバーの入れ替えがあった。
フェリックス・ポルテイロがインデペンデントに降格。
セルジオ・フェルナンデスがワークスに昇格。
ポルテイロの降格は「屈辱的、というか、言葉は悪いが君はだめだと言われたようなもの。これを糧に上がってくることもある。」木下氏。

ホンダアコードで参戦していたN TECHNOLOGYは会社が清算されたため参戦中止。「無限はエンジン開発を継続してもよいと言っていたので、どうかなと思っていたのだが…」木下氏。

ロシアのLADAは今年も参戦継続。

RACE 1 (14 Laps)
最終結果


1イバン・ミュラー(Y. Muller)SEAT Sport
2ジェネ(Gene)SEAT Sport
3リデル(Rydell)SEAT Sport
4タルキーニ (Tarquini)SEAT Sport
5ファーフス (FARFUS)BMW Team Germany

ポールポジションはイバン・ミュラー。

スタート直後の第1コーナーで、プリオール、メヌ、ヨルグ・ミュラーが当たってクラッシュ。上位4台はセアトに。
6周目にダステのクラッシュでセーフティーカー導入。

イエロートレイン健在

昨年後半からセアトのTDIの速さが頭一つ抜けたような感じだった。その状況は2009年も変わらないようだ。

RACE 2

最終結果

1タルキーニ (Tarquini)SEAT Sport
2リデル(Rydell)SEAT Sport
3ジェネ(Gene)SEAT Sport
4イバン・ミュラー(Y. Muller)SEAT Sport
5ヨルグ・ミュラー (J. Muller)BMW Team Germany

リバースグリッドでポールポジションはBMWのフェルナンデス。

雨でスタートがディレイし、セーフティーカースタートから2周してローリングスタートに変更された。
BMWがスタートこそ前にいたのだがセアトが8周目ぐらいまでには前に出た。

5位に入ったヨルグ・ミュラーは21位から追い上げて5位。

サクセスバラスト
2008シーズンのサクセスバラストは車ごとだった。2009年は車種に対してかかることになった。これはセアトのぶっちぎりの速さに対してのハンデという意味。車種に対してのハンデというと数年前の日本のスーパーGTでのウェイトハンデを思い出させる。このときは、チームオーダーがすごくてウェイトを下ろすためにわざとゆっくり走らせるチームがあった。WTCCの場合はどうだろうか。

この2レースではセアトが相変わらずの速さ、ということになった。

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