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2011/02/12

[MotoGP] 2010 第19戦 バレンシア

MotoGP
2010 第19戦 バレンシア

2010年の最終戦。リカルドトレモはスタジアム型で観客席からコースのほとんどが見える。MotoGPでは少し短めの4kmでコンパクトに設計されているため中低速コーナーが多い。

125cc
実況:寺島淳司
解説:坂田和人

ポイント差では、マルケスが297で、テロルの280をリードしており、ほぼ確実にチャンピオンになれる。

スタート:
スミス、テロル、マルケス。
「テロルをチームオーダーでサポート」というリリースが出ているとのこと。そのとおりだとすれば、スミスはテロルを前にいかせたいはずだが、そのまま走行している。

スミス、テロル、マルケス、エスパルガロの順。

マルケスは徐々に順位を上げ、テロルに接近、その後ろにエスパルガロ。
3台で集団になるが、マルケスはエスパルガロを前に出して後ろに下がる。

マルケスはこの順位をキープしてフィニッシュ。
「マルケスはよく我慢しましたね」(坂田)

マルケスのチャンピオンが確定。最終レースでは表彰台を我慢してチャンピオン優先。
2011シーズンはテロルは今のbancaja ASPERに残留、その他はMoto2にクラス変更予定。

moto2
実況:高橋雄一
解説:青木拓磨

チャンピオンはエリアスで決定している。日本的にはコンストラクタータイトルがモリワキになる可能性が残っているのが気になる。条件はきびしくて、モリワキ車両がトップで、スッターが4位以下の場合にのみモリワキがコンストラクタータイトルを取る。

スタートではイアンノーネがトップ。

イアンノーネ、ソフォーグル、レディング、ブラドル、アブラハム、が中心になってトップ争い。
エリアスはセッティングがおかしいのかペースが上がらない。

ブラドル、ソフォーグルは途中で転倒。
ソフォーグルは前戦はレインタイヤ選択で途中からレースが難しくなったし、今回は転倒と、レースができていない状況だが、走れれば速い。

残り10周あたりから、シモン、イアンノーネ、エリアス、アブラハムまでがトップ争い。
前半戦ではイアンノーネはトップに出て逃げ切れるケースが多かった。このレースではあまり引き離せない。



イアンノーネがイン側を閉めて失速したところに、シモンとエリアスが突っ込んでしまい、エリアスはコースアウトしグラベルで転倒。復帰はしたがかなり後方でのフィニッシュとなった。
エリアスとシモンが接触、イアンノーネが失速した隙に、アブラハムがトップに立ち、そのままフィニッシュ。アブラハムは、トップでかなり荒っぽく攻めていた印象があるが、「漁夫の利」的な勝利。
イアンノーネも接触があったが転倒はしなかった。

アブラハムの父親はチェコのブルノサーキットの共同オーナーという富豪。
アブラハムの優勝により、シーズン優勝者は9人となった。

MotoGP
実況:中野謙吾
解説:辻本聡

珍しくフライオーバーで旅客機がサーキット上空を飛行。機体にはロレンソの走行している姿か描かれている。ロレンソはカスタムメイドのスワロフスキーをちりばめたヘルメットで走る。

小さい中低速コーナー中心のサーキットなので、怪我の回復中のペドロサには厳しい。

スタート直後、ロレンソとシモンチェリが接触。ロレンソは路面に膝がついていたように見えた。転倒を避けて立て直し、7位まで後退。

ストーナーがトップに立ち、ペドロサが2位。

ストーナーが逃げ、ペドロサは中盤からペースが上がらない。「身体がきついのか」(辻本)
鎖骨にはまだボルトが入っている状態で回復も完全ではないので痛みがあるらしい。

ロレンソは7位から追い上げて、ロッシもオーバーテイクした。
残り8周でロレンソはストーナーをオーバーテイクし、ロレンソ、ストーナー、ロッシの順でフィニッシュ。

後方では、
ドビツィオーソ、シモンチェリ、ペドロサ、スピーズ、の4番手争い。スピーズがドビツィオーソ、シモンチェリよりも前に出た。

ロッシ、ストーナー共に、今のチームでの最後のレース。

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