NASCAR
2010年 第34戦 テキサス
コース
1.5マイル × 334
ターン 24度、ストレッチ 5度
ポールポジションはエリオット・サドラー。
チェイスをねらえる3人、ハービック、ジョンソン、ハムリンは、いずれも後方スタート。
結果は、デニー・ハムリンが優勝してポイント差で首位に。ジミー・ジョンソンが残り2戦でトップ通過していないのは久しぶり。シーズン最後まで盛り上がる展開になった。
放送:G+
実況:藤田大介
解説:天野雅彦
「ボーナスポイントは重要。リードラップ、最多リードラップを取れば10ポイント。他の二人がポイントを取れば自分も取らなければならない。」(天野)
エドワーズは前日のネイションワイドで勝っている。
コース西のスタンドの影がコースに落ちる。そのために路温が変化する。
ジミー・ジョンソン
ピット作業にミスが多い。ドライバーよりクルーがおたおたしている。レース途中でリタイアしたジェフ・ゴードンのクルーを自分のチームと総入れ替え、というアイデアをチャド・カナウスが思いつき、これにより作業は速くなった。最後のリスタートでは、車のペースが上がらないビフルに前を抑えられて順位が上がらず。9位。
トレバー・ベイン
新人ドライバーがこのレースでデビュー。チームはウッド・ブラザーズという名門。「21号車は伝統ある番号。このコースでデビューさせるんですねぇ。」(天野)
ジェフ・ゴードン
トゥーレックスジュニアの3度目のコーション中にゴードンの後ろからジェフ・バートンが接触。イエロー発生後のスロー走行中にバートンがゴードンのリアに入ってきて加速。ゴードンの車も大破。
イエロー中のクラッシュにゴードンは激怒し、車を降りた後でバートンにつかみかかる。
バートン「100%自分のミス。自分だとしても怒っただろう。」
この喧嘩に観客が歓声。
これによりリタイアとなったゴードンのクルーはすぐジョンソンのピットへ移動。代わりにジョンソンのクルーがゴードンのトラックの片づけをしていた。
デニー・ハムリン
スタートでは25位付近。ピットの度にアジャストを繰り返し、少しずつ上位へ上がり、最後のリスタートではケンゼスと最前列。ケンゼスより前に出て優勝した。ジョンソンが下位に下がったことでポイント差でトップ。
ケビン・ハービック
チェイス上位3人の中では3位。
下位スタートから上がってくるいつものパターン。4,5位争いまで上がったころから、徐々に車のペースが上がらなくなる。アウト側ラインしか走れない車で最後のコーションにピットインを行い、リスタートではジョンソンより前に出た6位。
グレッグ・ビフル
前半のレースはビフルが支配。ところが日陰が多くなったころから車のセッティングが外れ始め、ギアトラブルもあって順位が下がる。ジョンソンの前まで下がったところでコーションのリスタート。ギアが壊れてリスタートのペースが悪くジョンソンの前を抑える形になり、ハムリン、ハービックにはラッキー、ジョンソンはかなり不満だった様子。
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