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2008/12/21

志賀内泰弘 「元気がでてくる「いい話」」

世の中にいい人はたくさんいるし、いい話もたくさんあるのだが、それを並べると説教臭くなってしまい、本を読んでいると「ちょっと、ここまではできないなあ」と思うことも。

この本にそういった「説教臭さ」を感じない。その理由はたぶん無理やり教訓を抽出しようとしていないところかもしれない。友人の会社(Wedding act Stagea)のblogに紹介され、著者についての話を聞いて興味を持ったのでこの本ともう一冊同じ著者の本を購入した。

この本で最も面白いと思ったのは、エピソードの方ではなく「あとがき」。この中で著者は「なぜ志賀内さんだけが『いい話』を見つけられたのだろう」との疑問に対して、次のように言っている。
  • 心の視線の角度を変えて見る
  • 「目の前の人やモノは変わらない」と理解すること
の2つを挙げる。相手が変わらないから自分を変えればいいのだ、と。推測だが著者はこれが言いたいことだったのでこれらのエピソードを選んだのではないか、と思う。

いろいろなエピソードの中で気に入った話をメモ代わりに記録しておく。今回、この本を読んだ時に気に入った話、ということで。

  1. 金メダリストの秘話 
  2. 一つ実らせるのに十年かかる

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