ドイツツーリングマスターズ選手権 第11戦 ホッケンハイム (Hockenheimring)
"ミスター・DTM "ベルント・シュナイダーの引退レース。グランドスタンドには DANKE BERNDの文字が。
アウディのティモ・シャイダーとメルセデスのポール・ディレスタがシリーズポイントで2ポイント差での最終戦。このレースで勝てばシリーズチャンピオンも獲得できる。グリッドはマティアス・エクストローム、ディレスタ、シャイダーの順。
ディレスタはトラクションがかからずスタートでシャイダーがトップへ。ブルーノ・スペングラーとマーティン・トムツェックが、後方の5,6位あたりで小競り合い中。トムツェックがはじき出されてコースアウトし後退。
アルバースが後方でスピン。コース上で回ったのでそこにマルクス・ヴィンケルホック、マティアス・ラウダ、スージー・ストダードが突っ込んでフロントカウルを壊してリタイア。
スペングラー、シャイダーは早めのピットを1度済ませる。ピットアウトの後のスペングラーはパラボリカコーナーで後続を3ワイドで抜いていく。ディレスタはピットインを遅らせて引っ張る作戦。しかし、ディレスタのピットワークがあまり早くなく、ピットアウト後にシャイダーとの差は広がった。順位は5位、6位。
2回目のピット後もシャイダー、ディレスタの差はそのまま。最終ラップでの両者の差は3.2秒。順位は1位と2位。そのままフィニッシュで、シリーズチャンピオンはシャイダーに決定。ディレスタは序盤にエクストロームと接触があったらしくその影響で車のバランスが崩れてペースが上がらなかったようだ。
最終戦だったのでホッケンハイムのストレートのチェッカーと同時に大量の花火がコースサイドで打ち上げられた。
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