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2010/04/13

[WRC] 2010 第2戦 メキシコ

世界ラリー選手権(WRC)
2010年3月7日から3月 10日 第2戦 メキシコ
Corona Rally Mexico

放送:JSPORTS ESPN
実 況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。古賀敬介。


メキシコは標高2000m以上の高地。
エンジンパワーは20%から30%減少。
路面がやわらかく埃が多いのでスタート順が重要。

主催者が路面を整備する。グレーダーをかけた路面は滑らかだが、上に乗っている砂利がすごい。

最終結果

順位ドライバーチーム車種
1ローブ(Sebastien LOEB)CITROËN TOTAL WRTCITROËN C4 WRC
2P. ソルベルグ(Petter SOLBERG)Petter Solberg WRTCitroën C4 WRC
3オジェ(Sébastien OGIER)CITROËN JUNIOR TEAMCitroën C4 WRC
4ヒルボネン(Mikko HIRVONEN)BP FORD ABU DHABIFORD Focus RS WRC 09
5ラトバラ(Jari-Matti LATVALA)BP FORD ABU DHABIFORD Focus RS WRC 09
6H. ソルベルグ(Henning SOLBERG)STOBART M-SPORTFord Focus RS WRC 08



DAY 1
アメリカのKen blockが出場。ラリーよりはジムカーナでドリフトするyoutubeなどの画像で有名なドライバー。
前回のスウェーデンの順位によってヒルボネンが最初に走る。ダストが多いためヒルボネンはペースが上がらない。結局、DAY 1ではヒルボネンは大きくリズムを崩してしまう。リピートステージでも速くない。
ペター・ソルベルグはスウェーデンでは苦しんだ。自分でも自信をなくしているコメントを出したりしていたようだ。スタートから好調でDAY 1終了時に1位。「ファクトリー時代の恵まれた状況から、段々落ちて、もがいて今の状態まで来ているから感ずることは多いでしょう。」福井。
キミ・ライコネンは油圧のトラブルで修理に時間を取られ遅れる。SS7ではブレーキのタイミングが遅れ、ロールオーバー。6回転ぐらいした。ライコネンは腰を痛めていたのだが、腰には影響がなかった模様。
全体にシトロエンが速く、フォードが遅い。
収容時点の順位は ペター・ソルベルグ、オジェ、ローブ。

DAY2
ソルド。サスペンションを折ってしまった。「優勝しなければ、というプレッシャーで委縮している。」古賀。
ケン・ブロック。サスペンションを折ってしまった。「コーナーの入口に砂利が多いとペースノートに書いていなかった。浮き砂利の多いところはそう書くべきだと学んだ。」とコメント。
「大変模範的なコメント。」(福井)「見た目はこわもてだが謙虚なジェントルマン」古賀。
ヘニング・ソルベルグは不調なフォードの中では調子がよく楽しそう。「(クラッシュなどのときに画面に出る)コーションプレートが出ませんね、ヘニングなのに。」(福井)「前回からコ・ドライバーを女性に変えて心機一転」(古賀)。
ラトバラは上位にいるが目立たない。「可もなし、不可もなし。」(福井)
ローブは午前中にトップ。
終了時点順位はローブ、ペター・ソルベルグ、オジェ。

「フォードは車があっていないのでは。」
オジェとペターのタイム差は1.6秒。インタビューでお互いに相手次第だと笑いながら牽制。
オジェはDAY3で後ろからスタートするために、わざと遅れてペターを前に行かせた。

DAY3
ペターはオジェとのバトルが楽しくてしょうがない様子。

山岸「ペターとオジェのタイム差が1秒程度。後からスタートするオジェが有利でしょうか?」
福井「ここまで来るとスタート順ではありません。」

「オジェとペターが2位をかけて争っているというのは本人たちにとっても意外。」福井。
ローブはトップで安全にドライブ。
オジェが1秒程度のリードで最後のスーパーSS。オジェとペターの2台が同時スタートした。
オジェはコーナーでリアをぶつけて遅れ、ペター・ソルベルグが逆転して2位。
ペター・ソルベルグは涙を流しながら「スウェーデンから苦しかった。すごくうれしい。」サービスパークでチームクルー一人一人とハグしあって祝福。
フォードチームの監督のウィルソンは「これからイギリスと電話会議だ。」
「間違いなく車に問題があった。ギアボックスなどの違い、など。」(福井)

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