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2010/04/04

[NASCAR] 2010 第4戦 アトランタ

NASCAR 2010 第4戦 Kobalt Tools 500
Atlanta

2010 年3月7日
放送:G+
解説:福山英朗
実 況:藤田大介


コース
1.54マイル×325 = 500.5マイ ル
バンク:ターン 24度、ストレート5度。

特徴:NASCARの最高速コース。ジュニアがサーキットレコードを持つ。
約30秒ごとに一周する。

ポールポジションはジュニア、2位にカイル・ブッシュ。グランド・マーシャルはアンディ・ガルシア。英語の後にスペイン語で も"Start Your Engine"。

最終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite
2マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17Valvoline
3フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42Target
4ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)9Budweiser
5ポール・メナード(Paul Menard) 98CertainTeed / Menards
6 A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)43Insignia / Best Buy
7ブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)83Red Bull
8グレッグ・ビフル(Greg Biffle)16U.S. Census
9ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29Shell / Pennzoil
10スコット・スピード (Scott Speed)82Red Bull

ピットウィンドウ
燃料を満タンにしてから次の補給までの周回数。TVでは 52から56周と字幕に表示。
「空っぽになるまでには60周ぐらいだが、そこまですると大変なことになるので50から55周ぐらいでは」(福山)
1周1.5マイルを55周 = 82.5マイル。約130キロ。燃料は17.5ガロン(約66L)なので、アトランタでの燃費はだいたい2km/L 。どこでもおなじようなものだが、実際はコーション発生などで周回数は前後する。


福山さんが注意したこと
アナウンサーの藤田大介が「福山さんがNASCAR時代に気をつけていたことは何ですか?」と質問。「特例でライセンスをもらっていたので、他のドライバーに迷惑をかけないように。それで、速いドライバーにはかわいがられた。」
接近して走るレースなので、嫌われているドライバーはドラフティングしてもらえなかったり、ラインを塞がれたりするのだろう。

モントーヤ
予選3番手。「NASCARを自分のものにしてきましたね。」(福山)
最後のリスタートでは2番手にいたがカート・ブッシュに置いていかれて3位。
「カート・ブッシュのリスタートが早すぎ。驚いた。今後こういうことが起こった時にNASCARには知っておいてもらいたいね。」とコメント。

グレッグ・ビフル
バックアップカーに乗り換えたため最後尾スタート。スポンサーはアメリカの国勢調査になっている。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)
車が決まっていなくてスタートから下がる一方。ヘンドリック全体に発生したタイヤの問題が発生して何度もピットインした。15位フィニッシュなら上出来と言える。2010シーズンも2009と同じく、難しいシーズンになっている。

カール・エドワーズ (Carl Edwards) vs ブラッド・ケセロウスキ (Brad Keselowski)

2009のタラデガでの大クラッシュでは、トップを走行していたエドワーズはケセロウスキにヒットされて宙を舞った。クラッシュさせたケセロウスキはNASCARで初勝利。
序盤、ケセロウスキがエドワーズの後ろからヒット。エドワーズの車は壁まで滑っていってヒット。車はガレージでの修理が必要になった。これにエドワーズはかなり怒った感じでコメント。「この野郎、またか、と言う感じだったんでしょうか」(福山)
残り3Lapで上位にいたケセロウスキの後ろから、修理後リスタートしたエドワーズが故意に当てて、ケセロウスキを空中に飛ばす。車は一回転して観客席側のフェンスをヒット。観客に怪我はなく、ケセロウスキも無事。エドワーズも「怪我人が出なくてよかった。」と。誰が見ても故意にあててケセロウスキをクラッシュさせた。この行為でエドワーズは aggressive drivingによりレースから退場処分。
今年の因縁の対決になりそうな予感。

ヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)
ヘンドリックスの車に連続してタイヤトラブルが発生。
ジュニア、ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)マーク・マーティン (Mark Martin)トニー・スチュアート(Tony Stewart)のタイヤの肩の部分が切れている。
いずれも左リアタイヤのようで、「ヘンドリックのシャーシに左リアに負担がかかるセッティングになっているのでは。」(福山)

カート・ブッシュ
「ブッシュ家はリスタートがいいですねぇ。」(福山)
最後のリスタートから、後ろを引き離す。

A.J.アルメンディンガー
ここまでの実績から、今年はリチャード・ぺティが乗っていた「栄光の43号車」(福山)に乗る。

ビル・エリオット (Bill Elliott)
55歳。アトランタで開催された100レース中、60レースに出走している。
コーションもからんでリードラップを取った。「希望の星ですねぇ」(福山)

チャド・カナウス (Chad Knaus)
ケーシー・ケインの前のピットにジミー・ジョンソンが入るため、ケインのスタートでジョンソンが邪魔になる。これに気付いたカナウスが、ケインのピットまで歩いて行って、クルーチーフのケニー・フランシスに話をしている。「チャド・カナウスは利口な男ですね。「邪魔になっているようだけど、どうすればいい?」とか聞いているんでしょう。普通は「邪魔なのでなんとかしてくれ」と言いに来るのですが」先手を打っている、ということ。

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