次年度の委員数は地区ごとに校外委員会で決定し、それぞれの地区で保護者を集めた集会を開く。
理論上はそこで立候補を受け付けるが多くの場合、立候補がなく、その場で抽選となる。自分は一度抽選で成人教育委員になったことがある。その年度に限らず、ほとんどの委員は抽選の結果で委員になった人が多かった。
今年も次年度の委員決めの時期になった。各家庭に手紙が配布される。
抽選で当たった場合でも引き受けることが難しい人はいる。その場合「出席の上で他のみなさんに承諾していただく」必要がある。しかし、大勢の前で言いたくないこともあるかもしれず、こういう場合の対応は難しい。
来年もPTA副会長を引き受ける旨、先日、教頭に連絡したので、私は対象外。神奈川県の場合、以前は2年3学期のアチーブメントテストで進学先がほぼ決まるという制度が運用されていたため、2年の保護者はかなり大変な思いをしたことだろう。今はその制度がないため、3年の2学期後半から3学期が進学先決定などでもっとも忙しい時期。その時期に活動がある保護者はかなり大変な思いをしているのではないだろうか。
3年保護者に限定するのが適当ではないのでは、との意見を持っている人もいるようだ。
強制的にやっていただくという方法の不具合は見えてきているので、今後は選考ルールを変更する必要があるかもしれない。いっそのこと、立候補のみに限定し、最低限の数(たとえば3人)に達しない委員会は年度の活動はない、というようなことは無謀なのかな。
会社や役所ではなく、ここは学校なのだから、強制してまでやるべきことはあまり多くはないような気がする。PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ) 川端 裕人 中央公論新社 2008-10 売り上げランキング : 18840 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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