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2011/04/12

[NASCAR] 2011 バドワイザーシュートアウト

NASCAR
2011 バドワイザーシュートアウト

デイトナ

実況:藤田大介
解説:石見周

シーズン前の賞金レースであり、翌週のデイトナ500に向けて車を作るという意味もある。
出場資格は過去の成績で決められ、スプリントカップ優勝者、過去のシュートアウト勝者、順位上位、デイトナでの2レースの勝者、過去のルーキーオブザイヤーなど。
グリッドはくじ引きで決まる。ポールポジションを引き当てたのはデイル・アーンハート・ジュニア。今年こそは一勝してくれるのだろうか。

デイトナはコース改修が行われて初めてのレース。アスファルトは舗装しなおされた。路面はグリップがよくなり、長いラインよりも2台の方が速い。TVでは2台で走ることを 2-car tango と呼んでいる。

コースの状態は非常に良いらしく、リストリクタープレートレースにもかかわらず時速206マイルも出ている。「後々、問題になる。スピードが出過ぎ。」(石見)

順位

カート・ブッシュ
ジャイミー・マクマーレイ
ライアン・ニューマン
ジミー・ジョンソン
グレッグ・ビフル
ジェフ・ゴードン
ケビン・ハービック
ジェフ・バートン
クリント・ボーヤー
ボビー・ラボンテ



カート・ブッシュ
2011年からゼッケンが22番になり、スポンサーも変わる。2番は同じペンスキーのケセロウスキーに。有力チーム唯一のダッジ勢。2位フィニッシュの後、ハムリンの降格により優勝。

デニー・ハムリン
昨シーズン2位。今年から厳しく審査されると宣言されているにもかかわらず、イン側のイエローラインをカットしてトップフィニッシュしてしまう。ペナルティによりリードラップ最後尾の12位まで降格。

デイル・アーンハート・ジュニア
2011年の車はこれまでで一番よさそう。ヘンドリックではチーム員の交代があり、昨年までジェフ・ゴードンのクルーチーフだったスティーブ・レターテが新たにクルーチーフ。エドワーズとの接触でリタイア。
「ジョンソンと2台で走ってピットインする作戦だったんだけど。ゴールドのマシン(エドワーズ)が見えていたんだたよけきれなかった。」

2car tango
同じチームの組み合わせとは限らず、ニューマンとハムリン、カート・ブッシュとマクマーレイ、など。速い車の組み合わせが好ましいが、後ろの車がエアが入らないため過熱して前後交代すると2台で順位が落ちる。たまに、ずっと後ろで押していても平気な車があり、そのときは前にいる車が楽になる。
無線が相互に通信できるようになっているので相手に相談もできるのだが、相手がいなくなると次の相手を見つけなければならない。1台ではペースが全く上がらないため、誰でもいいからペアになったほうがいい。また、長いラインが不利になるため、後ろから追い付いてくると遅くなる。

今後、路面が変化するとレースの仕方も変わるだろうが、2011年のデイトナのレースは見ていて楽しそう。

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