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2009/03/20

[NASCAR] 2009 第1戦 デイトナ

NASCAR
第1戦 DAYTONA 500
2009年2月15日 デイトナ(Daytona International speedway)
トライオーバルで周回2.5マイルを200周の500マイルレース。吸気制限のプレートをつけたレースである。(「プレートレースはアーンハートが強い」石見氏)
放送:G+、解説は石見周氏。


最終順位
順位ドライバーゼッケン
1マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17
2ケビン・ハービック (Kevin Harvick)29
3A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)44
4クリント・ボーヤー(Clint Bowyer)33
5エリオット・サドラー (Elliot Sadler)19
6デビッド・レーガン(David Ragan)6
7マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)55
8トニー・スチュアート(Tony Stewart)14
9リード・ソレンソン(Reed Sorenson)43
10カート・ブッシュ (Kurt Busch)2


開幕戦でありNASCAR最大のイベントであるDAYTONA 500。
米国の金融危機の影響でチケットの売れ行きが悪く、「いつもなら開幕の数か月前に売り切れる」(石見氏)チケットが2009年に限ってはバックストレートのチケットを4割引き程度に値引きして開幕前日に完売したとのこと。シート数は160000席という規模なのでこれを売り切ること自体が素晴らしいことなのだが。

2009年シーズンは移籍などで番号が変わったドライバーが7人いる。

新番号ドライバー備考
14スチュアート新チーム
39ライアン・ニューマン (Ryan Newman)新チーム
20ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)ジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)でデビュー
5マーク・マーティン (Mark Martin) ヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)に移籍
33ボーヤーマシンを変更
07ケーシー・メアーズ (Casey Mears)リチャード・チルドレス レーシング(Richard Childress Racing)へ移籍
43ソレンソンリチャード・ペティモータースポーツ(Richard Petty Motorsports)へ移籍


FOX TVではシーズンに向けての意気込みなどをインタビューしている。カール・エドワーズ (Carl Edwards)は「チェイスまでにポイントを取ればいい。」デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)は「今シーズンはハードルを高く設定した」とシリーズ優勝に向けて気合を入れている。

国家を歌うのはGavin Degraw。フロリダ州知事が"Start your engines."コールをしてスタート。ペースカーはトム・クルーズが運転したとか。

ポールポジションはマーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)、2番手はマーク・マーティン (Mark Martin)

ボビー・ラボンテ(bobby Labonte)のスポンサーがask.com(NASCARの公式サーチエンジン)なのでFOX TVでよく映っている。チームはHall of Fame レーシングだがイェイツレーシング (Yates Racing)の下部チームとして運営される。

序盤は、カイル・ブッシュ (Kyle Busch)、ジュニア、スチュアート、ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)、マーティン、ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)などが先頭集団でリードする。

レース中盤になるころ、FOX TVではレーダーで雨雲の通過が予想されている。となると、どのチームもトラックポジションを上げて中断してもいい成績が出せるようにする作戦になる。

ジュニアは、ピットの見逃し(「ピットサインが全部ピンク色に見えた」らしい)で35位あたりまで沈み、頑張って10位前後まで挽回したが、その後、ピットストップでのはみ出しによるペナルティで、ふたたび周回遅れに。2度ともミスによるものだ。「こういうポカミスが多いからチャンピオンが取れないと思う」石見氏。

最後にジュニアは周回遅れで走っていた123周目に前を走るブライアン・ビッカーズ (Brian Vickers)と接触して大クラッシュ(ビッグワン)の原因を作った。「ビッカーズがジュニアのラインを防ごうとしてイン側に寄せて戻って行こうとしたときにひっかけた。ラップダウンの2台が引き起こしたクラッシュなので、(首位争いを妨害したという意味で)後々問題になる。」石見氏。

レース後のインタビューでは、ジュニア、ビッカーズ共に自分が正しかったと主張していた。レース全体を通してジュニアは雰囲気があまりよくなかった。

このクラッシュが列の前方の方で起こったので、トップ争いをしていたカイル・ブッシュ (Kyle Busch)デニー・ハムリン (Denny Hamlin)ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)が巻き込まれた。

アルメンディンガーは、スポンサーが見つからずリチャード・ペティレーシングで今のところ8レースしか走れない状況なのだが、この走りを続ければ「シュートアウトから調子が良い。フルシーズンで出場できるかもしれない」石見氏。

152周で雨が強くなり、赤旗中断のままレース終了。

優勝したケンゼスは最後尾スタートからの優勝。
サドラーは中断の直前までトップを走行していただけにドラフティングラインからはずれて下がって5位は残念過ぎる。

ロガーノは80周でスピードとからんでクラッシュしてリタイア。インタビューでのスピードの方が悪いと言わんばかりの態度が若い。

今回はジュニアとビッカーズのクラッシュがレースを決めてしまった。人気ナンバーワンのジュニアもこういうレースばかりでは人気もなくなって行くのではないかと心配。

ところで
CATVでG+を録画したところ、途中で画像が何もなくなり黒い画面でときどきレースが途切れてしまった。
STBの機種はパナソニックのTZ-DCH1520。CATVのヘルプデスクに連絡したところ、STBのバグフィックスのファームウェアのアップデートがあった。症状が当てはまるのでそれではないか、と。要するにバグ。NASCARは寝ている時間に録画しているので画が来ていないことなど見るまで分からない。
ヘルプデスクにバージョン確認方法を教えてもらい確認してみるとバージョンが上がっていた。逆に症状発生時に前のバージョンだったのかはわからないので、同じバグが原因かどうかははっきりしないが、とりあえず、様子見。

今回のファームウェアアップデートで修正されているといいのだが…。

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