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2009/03/23

[WRC] 2009 第2戦 ラリーノルウェー

世界ラリー選手権(WRC)
2009年2月13日から15日 第2戦 ラリーノルウェー

解説は福井敏雄氏、小林直樹氏。(古賀氏はノルウェーで足を骨折のため欠席)
MCは山岸舞彩さん。
JSPORTS ESPN

最終順位

1ローブ (Sebastien Loeb)
2ヒルボネン (Mikko Hirvonen)
3ラトバラ (Jari-Matti Latvala)
4H・ソルベルグ (Henning Solberg)
5ソルド (Dani Sordo)
6P・ソルベルグ (Petter Solberg)

2007年以来2回目の開催。
スウェーデンの方が平地が多い。
ノルウェーは標高が高い(雪が多い)。道幅はやや狭くカーブ、ジャンプが多い。全体にはスウェーデンよりも難しい。
今回は、シトロエンクサラでペター・ソルベルグが出場する。

DAY1 116km

セバスチャン・ローブは雪も苦手ではないようだ。「元々雪の上を走るのは大好き。」
ミッコ・ヒルボネン「ローブはスノーラリーでトラブルに見舞われてきたが、3年連続でそれはないだろう。」北欧出身で分があるヒルボネンもローブのことはかなり警戒している。

スーパーSSはオスロ郊外の競馬場を利用したコース。トップタイムはP・ソルベルグ。

気温は-15度から-25度ぐらい。その寒さでもカメラは動くそうな。
フォードチーム(ヒルボネン、ヤリマティ・ラトバラ)は北欧人コンビなので負けられない。ローブに離されないことが重要。

SS6での順位は、ヒルボネン、ローブの順。4.6秒差。
タイヤはスパイクタイヤだが、2009年は幅の広いタイヤを使用する。細いタイヤの方が引っかかりはいいのだが、ホイールが専用となってコストがかかるため、他のコースと共通のホイールが使用できる幅広タイヤになっている。
「ヒルボネンのインタビューを聞くと出走順が2番手の走りやすさを期待していたようだが、実はそうでもなさそうだ。」福井氏。「スノーラリーの出走順の有利さはケースバイケースだ。」

DAY1 終了時点での順位は、1位ローブ、2位ヒルボネン(2.6秒遅れ)、3位ラトバラ、4位ソルド。

ローブ、ヒルボネンともに2日目スタート順は2番手が有利だと考えているようなコメント。
「カメラマンから見るとヒルボネンの方が速く迫力がある。が、タイム的にはローブが良かったりする。ミッコの方がドライビングスタイルが古い。」小林氏。

DAY2 119km
SS10はレース中最北。雪が多く、スノーウォールもパウダースノー。
「凍っているのでスタート順は影響ない」ローブ。
ヒルボネンはローブから徐々に遅れ始める。車の不調ではなさそうだが調子が出ない。
ラトバラは3位に安定している。「ミッコ以上にアクションが多い。雪壁にあたるシーンが一番多かった。」
SS14ではP・ソルベルグはエンジントラブルで22番手タイム。

SS18はヒルボネン、SS19はローブが速い。

DAY2 終了時点の順位は 1位ローブ、2位ヒルボネン(15秒差)、3位ラトバラ、4位H・ソルベルグ


DAY3 126km

最終日が最長コース。
TV画面を見ていると時速200km程度は出ている。
午前を終わったところで
「今回は二走目にヒルボネンより遅いことが多い」ローブ。「午後は轍ができるので難しくなる。」

最終SS前でローブとヒルボネンの差は7.7秒。最終SSは19.74kmもある。7.7秒だと1ミスで縮まる程度の差。最後までヒルボネンはpushしたが届かず。ローブが初優勝。

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