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2010/05/25

[SBK] 2010 第2戦 ポルティマオ

World Superbike
2010 第2戦ポルティマオ
2010年3月28日

実況:下田恒幸
解説:八代俊二

ビアッジがダブルウィン。
ハスラム、レイ、チェカ、クラッチロウが速い。ほぼすべてのメーカーが上位に顔を出している。
上記の4,5人でトップを争っていくシーズンになりそうな様子。特に、今年はハスラムが「安定して調子がよい。スタートから優勝争いが出来ている。一皮むけた感じ。」(八代)。ハスラムはシリーズポイントでも今のところトップ。

レイは第1レースでは「クラッチロウのミスがなくても勝てた。実力だ。」と興奮して語ったが、第2レースではメカトラブルでリタイア。「怒りが収まるどころか火に油を注ぐ結果に…」(八代)

アプリリアの直線でのトップスピードがポルティマオの長いストレートではやや有利だった。

デュカティはワークスが不調で、チェカが上位へ。ファブリツィオも芳賀も下位に沈んでいることから、デュカティのワークスがマシンのセッティングに失敗しているようだ。


race1


最終結果

順位ライダーチームバイク
1ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
2ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
3レイ(J. REA)HANNspree Ten Kate HondaHonda CBR1000RR
4チェカ(C. CHECA)Althea RacingDucati 1098R
5キャミア(L. CAMIER)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
8芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
--玉田誠 Team Reitwagen BMWBMW S1000 RR

玉田誠は、レンタルで今回のみBMWからスポット参戦。本来のチームは資金不足のため4戦から参戦できそう。電気系統のトラブルでリタイア。

ビアッジとハスラムは前後になりながらレースを主導。一旦ハスラムを前に出したビアッジは抜き返した後はコースをブロックしてハスラムを抑えた。
クラッチロウはスーパーポールでの首位から3位まで迫ったが、コースアウトして脱落。

芳賀のマシンはセッティングがあわないのか、8位から上がることができない。

race 2

最終結果

順位ライダーチームバイク
1ビアッジ(M. BIAGGI)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
2ハスラム(L. HASLAM)Team Suzuki AlstareSuzuki GSX-R1000
3クラッチロウ(C. CRUTCHLOW)Yamaha Sterilgarda TeamYamaha YZF R1
4チェカ(C. CHECA)Althea RacingDucati 1098R
5キャミア(L. CAMIER)Aprilia Alitalia RacingAprilia RSV4 1000 F.
8芳賀紀行Ducati Xerox TeamDucati 1098R
19玉田誠 Team Reitwagen BMWBMW S1000 RR

ビアッジとハスラム、クラッチロウ、チェカの4台のトップ集団がレースを引っ張る。
マシントラブルで抜けたレイもそれまでは上位に付けていた。
先頭集団が常に競り合いながら終盤まで付かず離れずになり、パッシングが少ないが見ていて飽きないレースになっていた。

ハスラムとビアッジは第1レースと同じような感じで前後になるが、ビアッジが残り2周でパスしてダブルウイン。

芳賀は、スタート直後に13位まで下がるが、8位まで追い上げた。

玉田誠は走行している中では最下位での完走。

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