2010 第2戦ポルティマオ
2010年3月28日
実況:下田恒幸
解説:八代俊二
ビアッジがダブルウィン。
ハスラム、レイ、チェカ、クラッチロウが速い。ほぼすべてのメーカーが上位に顔を出している。
上記の4,5人でトップを争っていくシーズンになりそうな様子。特に、今年はハスラムが「安定して調子がよい。スタートから優勝争いが出来ている。一皮むけた感じ。」(八代)。ハスラムはシリーズポイントでも今のところトップ。
レイは第1レースでは「クラッチロウのミスがなくても勝てた。実力だ。」と興奮して語ったが、第2レースではメカトラブルでリタイア。「怒りが収まるどころか火に油を注ぐ結果に…」(八代)
アプリリアの直線でのトップスピードがポルティマオの長いストレートではやや有利だった。
デュカティはワークスが不調で、チェカが上位へ。ファブリツィオも芳賀も下位に沈んでいることから、デュカティのワークスがマシンのセッティングに失敗しているようだ。
race1
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
2 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Suzuki GSX-R1000 |
3 | レイ(J. REA) | HANNspree Ten Kate Honda | Honda CBR1000RR |
4 | チェカ(C. CHECA) | Althea Racing | Ducati 1098R |
5 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
8 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
-- | 玉田誠 | Team Reitwagen BMW | BMW S1000 RR |
玉田誠は、レンタルで今回のみBMWからスポット参戦。本来のチームは資金不足のため4戦から参戦できそう。電気系統のトラブルでリタイア。
ビアッジとハスラムは前後になりながらレースを主導。一旦ハスラムを前に出したビアッジは抜き返した後はコースをブロックしてハスラムを抑えた。
クラッチロウはスーパーポールでの首位から3位まで迫ったが、コースアウトして脱落。
芳賀のマシンはセッティングがあわないのか、8位から上がることができない。
race 2
最終結果
順位 | ライダー | チーム | バイク |
---|---|---|---|
1 | ビアッジ(M. BIAGGI) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
2 | ハスラム(L. HASLAM) | Team Suzuki Alstare | Suzuki GSX-R1000 |
3 | クラッチロウ(C. CRUTCHLOW) | Yamaha Sterilgarda Team | Yamaha YZF R1 |
4 | チェカ(C. CHECA) | Althea Racing | Ducati 1098R |
5 | キャミア(L. CAMIER) | Aprilia Alitalia Racing | Aprilia RSV4 1000 F. |
8 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team | Ducati 1098R |
19 | 玉田誠 | Team Reitwagen BMW | BMW S1000 RR |
ビアッジとハスラム、クラッチロウ、チェカの4台のトップ集団がレースを引っ張る。
マシントラブルで抜けたレイもそれまでは上位に付けていた。
先頭集団が常に競り合いながら終盤まで付かず離れずになり、パッシングが少ないが見ていて飽きないレースになっていた。
ハスラムとビアッジは第1レースと同じような感じで前後になるが、ビアッジが残り2周でパスしてダブルウイン。
芳賀は、スタート直後に13位まで下がるが、8位まで追い上げた。
玉田誠は走行している中では最下位での完走。
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