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2010/11/20

[IndyCar] 2010 第16戦 もてぎ

IndyCar
2010年 第16戦 もてぎ

放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士
ピットレポート:レーサー鹿島

佐藤琢磨 プラクティスでクラッシュ。修理した車で予選を走行し10位スタートのタイム。
予選の後のコメントでは「調整できていない部分は、明日のウォームアップ走行で調整する。」と言っていた。しかし、IndyCarでは決勝日のウォームアップ走行はない。F1などでは必ずウォームアップがあるからだろう。IndyCarではウォームアップはない。

武藤英紀 リラックスした雰囲気。グレアムレイホールとの2台体制となったので、グレアムといい車を作って決勝に臨む、と。

ロジャー安川 コンクエストレーシングからの参戦が決まり、1年ぶりのレース。ルースになった車で精神的に戻すのが大変だったといいつつ、タイムアタックも出来た模様。

ウィル・パワーがロードコースで稼いだポイントを活かしてまだチャンピオンシップのポイントをリードしているが、オーバルに来てダリオが差を詰めてきている。
予選は、ペンスキーの3台が前に来て、ダリオは4番手でパワーの隣。

レース
エリオが飛びぬけて速く、TVに映らないぐらい前にいた。リスタートでもリードは変わらない。

武藤英紀は、L68のモラエスのクラッシュの際にステイアウトの作戦を取り、コーション発生に賭ける。しかし、コーション(ポール・トレイシーが壁にヒット)はピットインの少し後になってしまい、武藤の作戦ははずれた。武藤の車は最後のスティントでは動きが良く、E.J.ビソをオーバーテイクして、14位。

ウィル・パワーは、スタートでは順位を落として8,9位。「上は狙わない作戦でしょうか。」と放送席も見ていた。後半は徐々に順位があがり、フィニッシュ前にはダリオにかなり接近した場面も。順位は3位だがダリオが2位のためポイント差はさらに縮まった。

KVレーシングは佐藤琢磨に対して出来る限りのサポート。ジミー・バッサーがストラテジスト、オリオール・セルビアがドライビングコーチ。佐藤の現地での人気はバッサーの予想をはるかに上回ったものだったらしく、「これは気合を入れていい走りをさせないと、という雰囲気ですね。」(村田)というようなピット指示。
レース後半は車のペースが周囲の車よりも少し速くなり、12位まで順位を上げた。

ロジャー安川もラップダウンしながらも完走できた。武藤、佐藤に比べて車が決まっていない。ピットインの度に1回転以上ウイングを立てるアジャストをしていた。

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