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2010/11/21

[WRC] 2010 第10戦 ラリージャパン

World Rally Championship

放送:JSPORT ESPN
MC: 山岸舞彩
解説:福井敏雄、古賀敬介

今年は札幌を中心としていくつか新しいコースも設定。

ペター・ソルベルグが風邪で高熱のため、イベントを欠席。
DAY1でも熱がある状態で走行。

番組のスタッフも札幌入り。
山岸舞彩は初日のドライバーにインタビュー。
福井敏雄がギャラリーステージで観客から「ロゥブと、小さいゥを使うのはなぜですか?」と質問される。
答えは「フランス語の音は日本語の音であらわすのが難しいので一番近いと思う表記にしている。」とのこと。

DAY 1
ローブは少し調子が出ない感じで6位をキープしているが、思ったよりも追い上げられない。コメントも「この走りはチャンピオンを狙う走りじゃないね。午後は調整して追い上げたいよ。」とか。
「コメントがヒルボネンのようですね。」(福井)
ペターがDAY1でトップ順位。
ソルドはデファレンシャルオイル漏れで4WDにならず。

DAY 2
SS13でペターがフライング(0.1秒ほどジャンプスタート)してしまい、10秒のペナルティを課される。
ここではオジェがスタート順を調整して2位スタートに下がる。
「ライコネンはアクセルを踏みきるのが好きなので、こういうtwistyなコースは難しいと思う。良く頑張っている。」(古賀)
ラトバラがSS14でシャフトにトラブル。ゴムのカバーに泥が入りそれがベアリングを破壊してしまった。


DAY3
ペター「ヒルボネンが誰かが勝つならペターがいいと言ってくれたよ。スタート順は不利だががんばる。」
これをヒルボネンに聞くと「もちろん自分が優勝したい。しかし、ペターはこれまで何年も苦しんできたので勝つ資格があると思う。」

SS19でライコネンは轍にスタック。抜けだせずにリタイア。
ヒルボネンは油圧トラブルで遅れ始める。
SS20でオジェがトップ。ペターの車にはSS20でステアリングにトラブルが発生。しかし、ペターはそれを伏せたままで走行を続けていた。
オジェはリピートステージでもリードをキープしてジャパンラリー初出場で初優勝。

ローブは5位に。

ペターはDAY1,2はトップ走行してファンの期待にこたえた。
フィニッシュ2位について「プライベーターでこのレベルに車を走らせるのはみなさんが思っているよりずっと大変です。」(福井)

今回は、福井氏が解説するコーナーが番組に挿入された。

1.FIAの給油所
ガソリンは指定ガソリンを使用するため、FIAがコントロールする給油所がある。
シード選手はFIAの指定燃料、それ以外は一般のガソリンを使っている。
シード選手の燃料は700円@1l, 一般は400円@1l。
シード選手の燃料は急ぎの場合は飛行機で運ぶこともあるらしい。

2.タイヤ
タイヤはコントロールされたものを使っている。
メーカーはピレリ。今回は1700本持ってきた。コンテナは2台。
サイドの部分が強くパンクは少ない。

「これでも少ない方で、自分がやっていたころは数千本ということもあった。」(福井)

山岸舞彩も周辺の取材。物販のテントを回ったり、ファンと交流したり。
午前6時の開門と同時にサービスパークにファンが走ってくるのには驚いた。サーキットで言えばパドックパスでパドック裏に来るようなものかな。

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