自動化ツールについては第5章をまるごと当てている。手作業では難しい領域のテストを反復する場合にはそのコストに見合った効果があるが、操作レコード機能や自動化を視野にいれたテスト設計などのポイントをはずさないようにしなければならない。UIテストでの自動化ニーズは高いが自動化自体によるコスト削減と運用でのコスト増をバランスして考える必要がある、ということか、当たり前だけど。
この本の本当に面白いところは訳注にある。テスト技術者交流会のメンバーが日本での経験を原著に付けくわえており、日本での一般的な業務内容と異なるところに関して助言的なコメントを加えている。実は、これが書きたいために和訳をしたのではないかと思うぐらい細かく書いているところもあるので、読む場合には脚注は飛ばさず読むべき。
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ソフトウェアテスト293の鉄則
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