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2008/07/04

[NASCAR] 第15戦ブルックリン

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ミシガン州ブルックリンのミシガン インターナショナル レースウェイは1周2マイルのコース。バンクが大きくコースの幅が広いことから、スピードが出やすい。またコースが広いせいかコーションが比較的少ない。過去最高でも10回のコーションだ、とか。

ブライアン・ヴィッカーズがしばらくトップを快走。そこから、カール・エドワーズ、マット・ケンゼスなどがリードラップを獲得する。コーションがやはり少ないので、アンダーグリーンでのピットが数回。ピットウィンドウが40から45周。

残り52周ぐらいのところでコーション。その後、トップがジミー・ジョンソン。2位にサム・ホーニッシュ・ジュニアが来た。解説の福山英朗氏は、インディカーから移ってきたサム・ホーニッシュ・ジュニアがジミー・ジョンソンについて行けるのは見事と大賞賛。

残り周回数がピットウィンドウより少し長かったのと、ステイアウトした車があったことから、残り数周で続々とピットイン。2タイヤ交換と燃料補給をして順位を下げる。このとき、デイル・アーンハート・ジュニアとケーシー・ケインがちょっとスピードを落として燃料を節約して完走をねらう。ジュニアのピットからは「2ラップ分足りない」と言われていたらしい。

残り5周あたりでコーションが発生したが、ジュニアはピットインせずエンジンを切ったり入れたりしてコーションラップを惰性で走って燃料節約。もともとはピットインした車との差が15秒ぐらいついていたのだがコーションラップでその差はなくなるため、リスタート後は全速力で後を振りきらないといけない。燃料が少ないのとタイヤが古いジュニアが振り切れるかどうか、ということに。

ところが、リスタートしてホワイトフラグが振られたあとでもう一度コーションが発生してしまい、ジュニアとケインが1位、2位のまま、チェッカーフラグに。

デイル・アーンハート・ジュニアが76戦ぶりの優勝を決めた。
自分の父親が作ったチームであるデイル・アーンハート Incを離れて今年はヘンドリックに移籍した。2007年シーズンは移籍が決まる前も決まってからもいまいち調子が出ず、チェイスにも出場できなかった。今年になって車も変わり調子もよくなってやっと勝てた、というところか。

事前にNASCARのウェブサイトでジュニアの勝利はわかっていたのだが、燃費作戦で勝利だったとは。今シーズンは調子が良くて勝てそうなのに勝てない状態だったし、カイル・ブッシュに追突されて勝利をフイにしたこともあったから、どんな形であれ勝利できてよかった。

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