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2008/07/25

[MotoGP] 第11戦 アメリカ

G+でTV観戦。

第11戦はアメリカ。カリフォルニア州の、マツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ
125cc, 250ccの開催はない。
2008年シーズンはアメリカ開催はもう一度インディアナポリスがある。

MotoGP

ポールポジションは5戦連続でケーシー・ストーナー(デュカティ)。ここ3戦の好調さを維持しているようだ。2位のバレンティノ・ロッシよりも0.5秒程度速い。ダニ・ペドロサ(ホンダ)がドイツ戦での転倒の負傷がひどく、スペインに帰国した。
中野真矢選手は12位スタート。予選での転倒があり、タイムが出せなかった模様。

ラグナ・セカはロッシの未勝利サーキットの一つ。

スタートからロッシとストーナーが差しつ差されつの競い合いで周回ごとに抜いたり抜かれたり。ロッシはコークスクリューの下りで縁石から外に出てこけそうになりつつ走る。ストーナーは直線が速いようで、ロッシに抜かれても抜き返せる。この二人がやり合っているのに3位とはかなり差がついていく。レベルの高い戦いだ。ホルヘ・ロレンソは最初の周回で激しくハイサイド転倒。投げ出されて激しく飛んだ。

残り6,7周でストーナーがコーナーで膨らんでコースアウトし、グラベルで転倒。ストーナーはこの差を最後まで詰めることができずロッシがラグナ・セカで初優勝した。

3位はバーミュレン。バーミュレンはこのコースが得意らしい。中野選手は最後近くにコースアウトしたらしく、トスランド、スピーズなどに追い越されて10位フィニッシュ。
ただ、今回はロッシ、ストーナーのバトルが非常に見ごたえたあったため、後続はあまりTVに映る機会がなかった。

表彰台のプレゼンターはEddie Ray Lawson。

インタビューで、ロッシ、バーミュレンが喜んでいるのに対して、ストーナーが、「もっとクリーンなバトルをしたかった」と言っていた。ストーナーとしてはロッシがコースを締めすぎているような印象があったのだろうか。解説の宮城光氏は「ロッシは常に内側をあけていてフェアなバトルをしていた」と言う評価。このあたりは走っている本人が見る自分のラインと他人が見るラインは違う、ということだろうか。

中野選手「レース内容は良くなかった。練習では前で走れていたので。毎戦ポイントが取れたのはよかった。もうちょっと一発で出せて前の方について行けるレースを後半はやりたい。」

ヤマハの統括部長の古沢政生氏は、アメリカは重要なマーケット、ここで勝つのは非常によかった、とのこと。

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