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2008/11/25

[WRC] 第14戦 札幌

世界ラリー選手権 第14戦 ラリー・ジャパン 札幌
(JSPORTS ESPN)

冠スポンサーはパイオニアになり、名称が「パイオニア カロッツェリア ラリージャパン」。
2008年は帯広から札幌に舞台を移してのラリージャパン。特徴としては
  • コンパクトになった
  • 人の行き来が楽になった
前々日から2日間雨・雪が降り、SS3と7がキャンセルになった。
このラウンドでセバスチャン・ローブが3位以内に入ればシリーズチャンピオンが決まる。今回はロウテンバッハがシトロエンからジャパン初出場。

セレモニアルスタートではローブがシトロエン印のはっぴ姿。これはファンからもらったらしい。ドームでのアナウンスはピエール北川氏。

フォードチームは、ヤリ・マティ・ラトバラが復帰。ミッコ・ヒルボネンは2年連続の優勝をねらう。シトロエンは、ローブの優勝とともに、マニュファクチャラーズタイトルを取るためにダニエル・ソルドにも頑張ってもらわねばならない。

DAY 1
林道コース。林道を横切る形で雨水溝がありそのふたの周りが車が通るにつれて掘れてくる。この部分で跳ねる車がある。フォードはローブより上位に車を並べてローブの優勝を阻止する作戦。

この日は夕張を通るコースもあり、ここで福井氏は観客でTVの視聴者と会話したりサインや撮影など。

フランソワ・デュバルがクラッシュして大事故。車の損傷がひどくロールケージを切断してコ・ドライバーを救出し、すぐ病院に搬送して手術。骨折と内臓にも影響があったが命に別条はなかったらしい。日本人ドライバーが救急隊員にアドバイスして救出を手助けした。

ローブはデュバルのリタイアで4位から3位に上がることになった。ソルドはツキがなく、ターボ系のトラブルでリタイア。(スーパーラリーで復帰)

DAY 2
天気がよく、DAY 1よりも道が広くなった。ペター・ソルベルグはセッティングを変えたのが当たり調子が良い。沿道にはスバルファンが多い。林道コースのため、鹿がコース内に立ち入っている。ヒルボネンの前方を鹿が横切ったシーンも。

ペター・ソルベルグはコースオフでリア部分をかなり破損。その後、走り切ったため、破損が広がり大修理となった。結果、スーパーSSで復帰したらしい。

終了時点の順位は、ヒルボネン、ラトバラ、ローブ。

DAY 3

この日のスーパーSSはJSPORTS plusで生中継された。札幌ドームでの開催なので雨でも観戦は楽。ただしコースが一部外に出ているので車が雨水を中に運んでコースはかなり滑る。ドームでのスーパーSSは史上初。

レースは雨が降っていて滑りやすい。
ローブも大きくスピン。車の電気系に水が入り動作しなくなったため、車が思ったように操作できなかったらしい。ラトバラはヒルボネンに迫るが追い越すわけにはいかないので2位キープ。

ゴールはヒルボネン、ラトバラ、ローブの順。ローブは5年連続のチャンピオンを決めた。
スズキが5位、6位に入賞した。これはスズキとしては今季の最高成績。

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