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2008/11/11

[WRC] 第13戦 フランス ツール・ド・コルス

世界ラリー選手権 第13戦 フランス -- ツール・ド・コルス。
コルシカ島でのラリー。

路面はターマック。
道幅が狭く、路面はガタガタ。カーブが多く、カーブの半径が小さい。車のタイヤ、サスペンションなどに厳しい。ターマックの得意なセバスチャン・ローブ、ダニエル・ソルド、フランソワ・デュバルが優勝候補。

解説は福井敏雄氏。

DAY 1
路面の状態からタイヤはハードを選択したドライバーばかり。
「200メートルの緒kる戦の探すのが難しい、と言われる。シフトチェンジが多く、昔はそれで手袋がぼろぼろになった。毎日、それをファンにプレゼントしていた。」福井氏。
SS3でソルドがコースオフし、修理不可能でレースからリタイア。
SS3終了でローブとミッコ・ヒルボネンの差は14秒。
コースをインカットするドライバーが多く、後の方のスタートでは砂利が路面に浮いている。
DAY1 終了時では、ローブ、ヒルボネン、デュバル、ペター・ソルベルグ。

DAY 2
DAY 1よりも道が細くなっている。すれ違いも無理なほどの田舎の山道と行った風情のコース。

すでにローブが独走。
クリス・アトキンソンはパンクして5位争いから大きく後退。ヤリ-マティ・ラトバラはペターを逆転して4位。
スズキはトニ・ガルデマイスターが燃圧が下がるトラブルでペースダウンし後続に追いつかれてしまう。P・G・アンダースンはコースアウトして斜面を転落。
アンドレアス・ミケルセンはバンパーを壊したり、スピンしたりしたが、勢いはいい。
「2009年はスバルワークスに入るかもしれないドライバーでルックスも良い。これから伸びるので注目しておいたほうがいい」福井氏・中新井田ディレクター。
「ノルウェー人ドライバーは無鉄砲なところがあり、フィンランド人だともうちょっと大胆で無謀。」福井氏。
ローブは全ステージ制覇を追及せず、確実に優勝を狙う作戦のようだ。

DAY 3
110キロぐらい走るので気が抜けない。ヒルボネンはSS13の最初でパンクして5位転落。ところがこれで上位をねらう位置に浮上したペター・ソルベルグもSS14でパンク。ペターはこのあともう一度パンクして転落。
ペターが下がったことで、フォードはチームオーダーを発動しやすくなり、ヒルボネンを前に行かせるためにデュバルとラトバラがペナルティを受けた。ローブはこの作戦は織り込み済み。

ローブが優勝。2位がヒルボネン。シリーズ優勝はラリー・ジャパンに持ち越しとなった。

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