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2008/11/24

[NASCAR] 2008 第34戦 テキサス

NASCAR 第34戦 テキサス州テキサスモータースピードウェイ (Texas Motor Speedway)

コースは1.5マイル。バンク角が24度。ピットウィンドウは50から55周。

解説は石見周(おさむ)氏。

春のレースではカール・エドワーズ (Carl Edwards)が勝利している。春と秋の2連勝(sweep)ができるかどうかが注目。予選が4戦ぶりに実施された。ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)マーティン・トゥーレックス ジュニア (Martin Truex Jr.)が1列目スタート。

チェイス戦の流れから言うと、ここでジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)が勝てばほぼ決まる。上位3位までのエドワーズかグレッグ・ビフル(Greg Biffle)が勝ってジミー・ジョンソンが下位であれば逆転優勝も可能。

「テキサスと最終戦のマイアミはラウシュ・フェンウェイレーシング (Roush Fenway Racing)が強く、次戦のフェニックスはヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)が強いと思う。」石見氏。

トニー・スチュアート(Tony Stewart)はバックアップカーに車を変えたので最後尾まで下げられてスタート。

ジミー・ジョンソンはペースが上がらない。一方エドワーズは好調でどんどん順位が上がる。「ラップタイムが安定している」石見氏。

フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)が6位。後半は10位以内に貌を出せるようになってきた。

シーズンが終わりに近くなり、新人ドライバーが起用されている。ブラッド・ケセロウスキー、ジョイ・ロガーノ、スコット・スピードが走っている。ケセロウスキーはジョンソンと同じような順位で走っているせいかよくTVに映される。

98周付近でエドワーズがジョンソンをラップダウンに。ジョンソンは25位前後をずっと走っている。上がりも下がりもしていないようだ。ピットインのときの調整もあまりせずそのまま。
「ウェッジをいじったぐらいでは変わらないということかも。」石見氏。

レースはイエローの発生が少なくラップダウンが大量。中盤ではスチュアートが18位でテイルエンドに。ラウシュは5台中5台が10以上にいる。エドワーズ、ビフル、マクマーレイが上位。

今シーズンはDodgeを使っているチームの成績が総じて振るわない。
「チーム成績が悪いとスポンサーが離れるので、成績の悪いDodgeには車種としての性能調整をNASCARとして考えることになるかも。」「どこのチームもスポンサー獲得が厳しい」

残り83周。
 カイル・ブッシュ (Kyle Busch)が2位まで上がる。

モントーヤはもらい事故でクラッシュ。前戦に続き今回も上位を走りながらリタイア。
このクラッシュのコーションラップ中に、2タイヤ交換の車が何台かいてエドワーズが一旦後退。

エドワーズは4位前後から上位に上がらず順位キープで走行。突然遅くなっている。
「燃費を抑えるためにゆっくり走っているとしか考えられない。」石見氏。
遅いと言っても4位前後はキープできる速度なので、ここで燃料補給のためのピットインを一度節約できれば勝てる。ピットウィンドウを考えると15周程度節約する必要がある。ピットでも「再計算する」と言っている。

この作戦に気が付いたデイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)も同じように速度を落として走行。残り5周でジュニアはガス欠でピットイン。おそらく、速度を落とすのが少しだけ遅かったのだ。このピットインで20位あたりに後退。

エドワーズは走りきることができた。
フィニッシュ順位は、エドワーズ、ゴードン、ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)。ジョンソンは最後に少しだけ順位を上げることができて15位。

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