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2008/11/09

[NASCAR] 2008 第32戦 マーティンズビル

NASCAR 第32戦 バージニア州マーティンズビルのマーティンズビルスピードウェイ

サーキットは0.526マイルの短いサーキット。コーナーのRが小さいのでペーパークリップサーキットとも呼ばれる。バンクが12度と小さく、ストレート部分はほぼフラット。前回のレースでは127周分のコーションラップがあった。イエローフラッグが多発する。ピットウィンドウは135から145周。


解説は福山英朗氏。

予選が雨で流れたためオーナーズポイント順のグリッドとなってポールポジションはここまで一位のジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)
スコット・スピード (Scott Speed)が35番手からスタート。今回がデビュー。今までは下位レースで腕を磨いていた。
デビッド・レーガン(David Ragan) は予選でクラッシュして車を交換し最後尾からのスタート。13位争い(賞金は100万ドル)をしているのでここでポイントが取れないと不利に。

デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)はピットインのピットロード速度違反でドライブスルーペナルティを受けスピードの後ろまで下がる。ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)は"No Power"と言ってコース上で停止。カート・ブッシュ (Kurt Busch)もガレージに。

アリック・アルミローラ (Aric Almirola)がトップに出て数十周をキープ。今回 "U.S. Army"の8号車で走る。「マーク・マーティン (Mark Martin)の陰に隠れているが、良くなっている。」福山氏。

ジミー・ジョンソンは調子がよさそう。順位が下がっても追い抜いて上位に上がってくる。
このサーキットはコーションが多くラップダウンが少ない。

ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)はピット作戦で一度ステイアウトしてトップに出た後しばらくキープ。車が決まっている。

このところツキがないカイル・ブッシュ (Kyle Busch)は今回もトラブル発生。故意にコーションを発生させたとして2周のペナルティを受ける。
「自分がパンクして壁に当たった後、そのままピットに入ってラップダウンになるのを避けようとして、コース上に止まってコーションを発生させた」普通のパンクだけではイエローは発生しないからだ。
「どのドライバーに聞いてもpatientと言われる。ドライバーとして成長しないとタイトルは取れない」福山氏。

グレッグ・ビフル(Greg Biffle)はガス欠でアンダーグリーンピットしたら、それから10周ぐらいしてイエローフラッグ。もうちょっと粘れればイエローだったが、ちょっと不足だけでラップダウンになってしまう。

ジミー・ジョンソンとジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)がかわるがわる先頭交替。

前回優勝のジェフ・バートンは16位あたりまで下がっている。リチャード・チルドレス レーシング(Richard Childress Racing)の3台のうちバートン以外は上位なので、車がよくないのかも。

「前60後40のブレーキバランスにしている。これが前90とするとターンで曲がらなくなる」福山氏。

ジョンソンは350周ぐらいまで無傷だったが、ビル・エリオット (Bill Elliott)がアウト側から寄ってきてジョンソンの右前にぶつかり、ちょっとへこませた。カイル・ブッシュとトニー・スチュアート(Tony Stewart)が右前のタイヤバーストでピットへ。右前タイヤに負担が大きい。

マクマーレイは好調を維持して5位前後にいたが、残り100周でガレージへ。デファレンシャルギアが壊れてしまったようだ。

残り数十周で、上位はジョンソン、カール・エドワーズ (Carl Edwards)、ジュニア。
残り3周でコーションが発生したため、グリーンホワイトチェッカーに。リスタートでの順位は、ジョンソン、ジュニア、エドワーズ。
ジョンソンは後半一貫して速く、ジュニアとの差は縮まらない。ジュニアはリアがふらつき気味だが2位を維持してエドワーズを抑えきってチェッカー。

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