世界スーパーバイク選手権 第14戦 ポルトガル ポルティマオ
解説は八代俊二氏。
新設されたサーキットでの開催。F1を観光地に誘致したいという目的でサーキットが建設されたらしい。コースはアップダウンが激しくトリッキーだが良いサーキット。今回からバイクにオンボードカメラが装備されている。
グリッドにはミハエル・シューマッハが来ており、上位の有名ライダーと話をしている。開催日がF1の最終戦ブラジルと同日だったのだが、F1には行かず、SBKに来たという。現役の二輪ライダーとしては最終レースだしベイリスが引退するので逃せないということだろうか。
RACE 1
ファブリツィオがビアッジにぶつかり転倒させてしまう。ビアッジはえらく怒っている。ファブリツィオは誤るばかり。先頭にはベイリス。2位グループはクラッチロウ、チャウス、ジョナサン・レイが先頭で芳賀選手もこのグループにいる。
残り10周あたりではレオン・ハスラム、芳賀選手、チェカが上がって、チャウスをかわす。ハスラムも芳賀選手、チェカ、コーサーに抜かれて後退。
芳賀選手は残り7周でマシントラブルでスローダウンしリタイア。
ベイリスはTVにも映らないぐらいの前方で独走。2位争いはチェカ、コーサーの順にチェッカー。
最終コーナーから上がってきて前輪が浮くぐらいの傾斜がある。コーナーによっては、ブレーキングポイントが下りの先にあって見えないところもあるらしい。
日本人選手は
加賀山就臣選手 13番手 15位フィニッシュ
玉田誠選手 26番手 19位フィニッシュ
青山周平選手 23番手 18位フィニッシュ
中富伸一選手 22番手 13位フィニッシュ
清成龍一選手 19番手 8位フィニッシュ
清成選手は骨折から復帰の初戦。
RACE 2
スタートはビアッジが良く前に出たが1コーナーで接触があり、後退。ベイリスがトップに出ると後を引き離してRACE 1と同じ展開に。
芳賀選手はジャンプスタートでライドスルーペナルティ。RACE 2でもあまりツキがない。
「ノイキルヒナーは普通に会うと色白の好青年。それが災いしているのかな、と思った」八代氏。
レイはコーナーから飛び出してランオフを走るシーンがたびたびあり、RACE 2全般を通してそういう状態。
チャウスがクラッシュしてリタイア。
チェッカーはベイリス、ファブリツィオ、ハスラム。
日本人選手は
芳賀紀行選手は10番手 14位フィニッシュ
加賀山就臣選手 13番手 23位フィニッシュ
玉田誠選手 26番手 24位フィニッシュ
青山周平選手 23番手 26位フィニッシュ
中富伸一選手 22番手 17位フィニッシュ
清成龍一選手 19番手 11位フィニッシュ
「今シーズンのカワサキのマシンは神経質だった、と関係者から聞いた。ちょっとした気温の変化などでマシンの感じが変わってしまったらしい。」八代氏。
ベイリスはこれでレースを引退する。最後のRACE 2も勝ち、このレースで連勝、SBKのチャンピオンシップも取って花道を飾った。
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