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2008/08/19

[DTM] 第7戦 ニュルブリュクリンク

ドイツツーリングカーマスターズ 第7戦ニュルブリュクリンク(ニュルブルクリンクとどちらが原語に近い発音なのだろう)
JSPORTS ESPNでTV観戦。

ニュルブリュクリンクは山の中のコースで天気が変わりやすい。予選が雨で中断したので第1予選の成績でグリッドを決める。その結果、トム・クリステンセンがポールポジション。マイク・ロッケンフェラーが2位グリッド。

ティモ・シャイダーはここから70キロぐらいのところの出身なので親戚もたくさん来ているとか。

雨を予想したアウディがレインタイヤを選択、メルセデスはスリックを選択した。ところが、スタート時点では雨が上がっており、アウディのシャイダーなど数台はウォームアップラップでピットインしてドライに交換し、ピットスタート。アウディチームの気象予報士が予想をはずしたらしい。

ゲイリー・パフェ、ポール・ディレスタ、ベルント・シュナイダーが先頭3台。

今シーズンに短くなっているピット作業時間計測は今回クリステンセンが2.8秒。TVには肝心な作業場面が映っていない。「3秒を切るときはTVに映らない」と解説の佐藤正勝氏、中島アナ。

ディレスタのピット作業で時間がややかかり4秒台、しかも、出るときにロッケンフェラーと重なってピットロードに出るタイミングが遅れる。ここでシュナイダーが首位、ディレスタが2位と逆転。2回目のピット作業での逆転も無理でシュナイダーが首位キープ。

ところがレース途中からまた雨が強くなってくる。パフェ、エクストローム、シャイダーが接触を繰り返しながら抜き差しする。シャイダーの後部のパーツが大きくはずれてしまった。エクストロームとパフェには警告の黒白旗が出された。

路面はかなりグリップがなくなりスリックで走る車は不安定になってきた。残り6周でディレスタがギャンブルとも言えるタイヤ交換でウェットを装着。ここから追い上げる。このあと、ラルフ・シューマッハ、シャイダーなどもタイヤ交換して追い上げを図る。コース上は水煙が上がる状況。

先頭のシュナイダーはグリップしないままで先頭を走行。これに対してディレスタは7位から徐々に上げてくるが、周回が不足して1位には届かず。ベテランのシュナイダーが1位、ディレスタが2位、グリーンが3位、パフェは4位。シュナイダーが全く今シーズンはいいところがなかったのだが、ここで優勝。

ラルフ・シューマッハは8位で初ポイント。

ベルント・シュナイダー自身はインタビューで、自分は雨が激しくなると予測したが、エンジニアのアドバイスでスリックにした、と答えていた。

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