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2008/08/31

[インターネット] アマゾン・マーケットプレイスの基本知識

このところ、数冊の本をアマゾンのマーケットプレイスで購入した。また自分でも2,3冊の不要な本を売った。その経験を簡単にまとめておく。荻上チキがblogでも書いていたように、マーケットプレイスでの販売の場合には配送料が固定されている。配送料を安く抑えることができれば自分の利益を増やすことができる。逆に、ゆうメールや宅急便で発送すると配送料をオーバーするため持ち出しとなる。

アマゾン・マーケットプレイスで個人が(プロマーチャントではない)本を国内に売ったときのアマゾンが取る手数料は以下の通り。

  1. ¥100の成約料と販売価格の15%
  2. 配送料(340円固定)から80円
実際に配送料として使えるのは260円(販売価格から持ち出さない場合)になるので、メール便以外に簡単な方法がないのではないだろうか。ただしメール便は厚さ2cmまでのものという制限があるため、厚さのある本の場合は持ち出しを計算した上で販売価格にそれを上乗せしておく必要がある。大半の出品者はそういった対応をしているだろう。

注)プロマーチャント登録という月額4900円のアカウントがあり、その場合には成約料の100円を免除される。これは大口出品者に対する制度のようだ。

何冊が買ってみたものに関して言うと、出品者によっては、内容をよく確認せずに外見のみから「良品」として出品していた、と思われるものがあった。仕事で必要な本だったため、返品などはしていないが、状況が許せば出品者に返品・返金を要求するところだった。このような出品者の場合、評価の過去のレーティングに「低い」が含まれている。こういった出品者は避けておくべきだろう。筆者は業者の評価について98%以上を一応の閾値としている。

発送の梱包について

筆者の経験から言うと、必ずしもプチプチ(クッション材)を使用する必要はないようだ。このところの数冊からの経験でしかないが、封筒を2重、3重にすることによりちょっとしたキズは防ぐことができるようだ。受け取った書籍に傷のあったものはなかった。また、メール便の場合の厚さの制限(2cm)を考えるとクッション材はかなり不利になる。

一般のインターネット書店の梱包もちょっと厚めのボール紙封筒の中にビニール包装した書籍がはいっているようなパターンが多くなっている。これらの業者もメール便を使うところを見るとメール便の荷物の扱いはそれほど荒くはないと言えるのではないだろうか。

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