ページ

2008/08/17

[NASCAR] 2008 第21戦 ポコノ

ペンシルベニア州ポコノレースウェイ

三角形のおむすび型のコース。
フロントローはマーク・マーティン(Mark Martin)ジミー・ジョンソン(Jimmie Johnson)

タイヤの摩耗を見るために25周でコンペティションイエローが設定された。前戦のインディアナポリスがタイヤの摩耗がひどすぎてレースにならなかったのだが、ポコノはそれほどひどくはない。

最初の週にケビン・ハービック(Kevin Harvick)がスピンしてしまうというコーションがあったが、基本的にはポコノはあまりコーションが多くない。

前半はマーク・マーティンがトップに立ってかなりの間リードを維持。途中での2タイヤ交換などで、カール・エドワーズ(Carl Edwards)がトップに。逆にマーク・マーティンはタイヤ交換で時間がかかってしまい少し順位が下がった。右タイヤチェンジャーが2回ミスをしてクルー・チーフに注意される映像が流れた。解説の福山英朗氏によれば、「こういう場合、タイヤチェンジャーが別の人に変わったりする。タイヤチェンジャーはみんながやりたいと思う役なので、ミスをすると、別のレースに行ったり別の役割にいったりする。」
デイル・アーンハートJr(Dale Earnhardt Jr)はいまいち車が決まっていないのか、3位を走っていても2位との間がすごく空いていたりする。

中盤で雨が降ってきたので、一旦ピットに車を入れて中断。
この時点で残り70周ぐらいのところでピットで燃料を入れた車と、そのときにステイアウトでコースに残った車が半々ぐらい。ピットウィンドウが35周程度なので、残りのピット回数が1回と2回に分かれる。

このあたりから、このレースはピット戦略でいつ入るかによってレースが決まりそうな雰囲気になってきた。「コーションが出ないですねぇ。」と福山氏。先頭にいるケーシー・ケイン(Kasey Kahne)など燃料が早めになくなりそうな車は先に入らなければならなくなる。ケインなどと同じ燃料の条件のカート・ブッシュはピットインを遅らせ過ぎてガス欠になり万事休す。

最後の最後で、カール・エドワーズがトップでフィニッシュ、ジュニアはゴール直前でガス欠になり、4位から12位に転落。カイル・ブッシュはあと2周で燃料がたりなくなりピットに入りこちらも順位は下がった。

0 件のコメント:

コメントを投稿