ページ

2008/08/23

[WRC] 第9戦 フィンランド

JSPORTS で TV観戦。

夏休み明けのフィンランドラリー。
北欧系ではない優勝者はこれまで3人しかいないという、地元有利のラリー。

DAY1
フィンランドはコースがフラットなので最初から高速で走らなくてはならず、セバスチャン・ローブがリードしている。ヒルボネンは2位につけているが少し離されている。コースは上下するのでジャンプするところが多い。ジャンプしてすぐカーブというところもあるので、道を知っていることが非常に有利。
ローブが首位でDAY1を終了。

DAY2
スズキのPGアンダーソンの車が傾きながらジャンプして危うく転倒というシーンがあった。ディレクター中新井田氏「オーガナイザーがしっかりしているからこの部分には観客を入れていない。入れていたら轢かれている。」

ヘニング・ソルベルグが好調で3位。

DAY3
解説の福井敏雄氏によれば、昔(福井氏が現役のころ)はフィンランドのラリーはほとんどが雨で、運営も暗くなるころまでステージを走っていた、と。
ジジ・ガリが好調でSS12終了時に3位。だったのだが、ステアリングが不調になってしまい思ったように曲がらない。SS16のコーナーでコースアウトしてクラッシュ。車がひっくり返った。
同じコーナーでPGアンダーソンもコースアウト、木をなぎ倒す勢いでクラッシュしていた。

今年はフィンランド名物のオーニンポーヤのジャンプがなくなり、別のところにメジャーが置かれた。
アトキンソンが好調で総合3位に上昇。
ヒルボネンとローブは差がほぼ変わらないまま。この結果にローブは「これなら今日はゆっくり寝て明日勝負すればよかった。」

DAY4
SS22が最長で20kmなのでここにヒルボネンは逆転をかける。結果は同タイム。このラリーで3度目の同タイムになった。ローブとヒルボネンがトップタイムでSS22を終了。SUBARUのアトキンソンが元気でソルドに差を付けて3位を確実にしている一方でペター・ソルベルグは不調で上がってこれない。

3連続ジャンプのあるSS24では、フィンランドのTV局が生放送をしていたそうだ。

最終的な順位はローブ、ヒルボネン、アトキンソン、ソルド。
SUBARUのアトキンソン3位と、シトロエンのソルドの4位はいずれもチームのセカンドドライバーが上位に来たということでチームには収穫だろう。SUBARUは夏休みで改良した車がいい成績が上げたことでチームにも良い結果をもたらしたし、ソルドはフォードのラトバラより上位でゴールしたことでマニュファクチャラーズポイント争いに貢献できた。
今年から参戦のSUZUKIは8位にトニ・ガルデマイスターが入った。

福井氏も中新井田氏も、ローブの技術とメンタルコントロールを称賛していた。かなりフィンランド人が有利なラリーでローブがリードするのはフィンランド人のヒルボネンよりもパワーを使うだろう。

番組の山岸舞彩さんを鍛えるクイズは、前半で福井邸のお食事券をGETし、後半では食事内容が星の数で変わることになった。今回のクイズは難しくて星1つ。

0 件のコメント:

コメントを投稿