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2008/08/25

[SBK] 第10戦 ブランズハッチ

ワールドスーパーバイク(SBK)第10戦 イギリス ブランズハッチ(Brands hatch)
かなりうねりのあるコースで慣れていないライダーは攻めきれないコース。今回はカルロス・チェカが初めて走るコースでグリッドはやや後方に沈んでいる。

RACE 1

シュメルツ選手が4番手。カメラに映ることがあまりなかった選手。解説の八代俊二氏「いろんなライダーの特徴を合わせたようなライダー」

中冨伸一選手 左手首骨折で欠場。

日本人選手のスタート順位は
加賀山就臣選手 9番手
芳賀紀行選手 2番手
清成龍一選手 3番手
青山周平選手23番手
玉田誠選手24番手

清成選手はなぜか大抵のレースでスタートが悪く遅れ、順位を上げてきた加賀山選手と前後で7位。RIZULA SUZUKIにワイルドカードで参戦したトム・サイクス選手(渡辺篤選手の同僚)が前半から飛ばしていて4位。清成選手の抜き方について、「これ見よがしに抜かない、というか、気がついたら来ている」(八代氏)。その抜き方で二人抜いて3位。芳賀選手が2位、と思ったら芳賀選手がスリップダウン。サイクスはマシントラブルで9周目ぐらいにリタイア。

清成選手はベイリスをコーナーでいったん抜くのだが、次の立ち上がりで抜き返される。これをやっているうちにマックス・ビアッジが追い付いてくる。残り4周でベイリスが一瞬スピードをゆるめたのを清成選手が抜いて、そのあとは3台が一団になって優勝争いしつつ、そのままの順位でフィニッシュ。
清成選手が初優勝。清成選手は前週の鈴鹿8耐でも勝っているのでそれもいれると2連勝。

加賀山選手 4位
玉田選手 18位
芳賀選手 19位
青山選手 リタイア

RACE 2

日本人選手のスタート順位は
加賀山就臣選手 9番手
芳賀紀行選手 2番手
清成龍一選手 3番手
青山周平選手23番手
玉田誠選手24番手

加賀山選手がトム・サイクスと接触して転倒。第1レースで4位で調子がよさそうだっただけに残念。マックス・ビアッジもハイサイドで転倒しそうになりコースアウトし、最後尾に復帰。

上位陣はわりと順当にスタートし、清成選手は4位で、ベイリス、芳賀選手、トロイ・コーサーと一緒に先頭集団にいる。まず、清成選手がコーサーをパスして3位、6周目には芳賀選手、清成選手がベイリスをかわして1、2位、後がベイリス、コーサーの順。

8周目に一度清成選手が芳賀選手を抜くが、マシンがふらついたところで芳賀選手が抜き返す。それをまた清成選手が抜き返す。ずっと接近したバトルを続けているが3位以降との差は縮まってこない。

一方、4位争いは、トム・サイクスとマックス・ノイキルヒナーがかなり接近して並びかけながらの勝負。ノイキルヒナーはサイクスをパスできるが、そのあとのサイクスは7位集団のファブリツィオ、ニエト、チェカの集団でバトルになる。TV映像はこっちの集団をメインにしてしまったため、最終ラップまで先頭が映らず。映った時には清成選手と芳賀選手の差は大きくあいていた。
清成選手が連勝、芳賀選手が2位、コーサーが3位。清成選手はダブルウィン!
ベイリスがなぜか11位まで下がった。

加賀山選手 25位
玉田選手 18位
青山選手 22位

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