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2008/07/18

[NASCAR] 第18戦 デイトナ

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第18戦 フロリダ州デイトナ
今年からCoke Zero 400となった。冠スポンサーが変わった。これまではPepsi 400だった。これまでは場内ではpepsiしか売っていなかったそうなので、今年はコカ・コーラだけになっているだろう、と解説の福山英朗氏。13人のコカ・コーラがサポートするドライバーが勝つと、ウェブからクーポンをダウンロードしてCoke zeroが一本ただになるというキャンペーンを関連して実施中。
 
トニー・スチュアートが体調不良で熱が出ていて、走りきれない場合はドライバー交替もあり得るという話。交替した場合はルールにより、トニー・スチュアートにポイントが付き、バックアップドライバー(J.J.イエリー)には付かない。

 ポール・メナードが初ポール。この人は財閥の御曹司だそうで、下位リーグからのたたき上げではないようだ。自分の家がスポンサーしてくれるぐらいのお金持なのである意味アマチュア的な立場からプロ選手として大成してきた、と言ってもいいのかもしれない。

レースはデイル・アーンハート Jrが調子が良くトップ争いを繰り返す。カイル・ブッシュはいったんリードをジュニアから奪い返しそうだったが、そのあとなぜか順位を下げて8位あたりを走行。

 72周目のイエローフラッグ中に、トニー・スチュアートがJ.J.イエリーと交替。オンボードを見ているとスタッフに引きずり出されるようにして乗り替わった。車の構造がドアが開かないなどドライバー後退前提ではないのでかなり時間がかかっていた。

 デイトナでは車を後につけてドラフティングを行う形で走行しないとスピードが出ない。なかなかカイル・ブッシュの後に付く車がなく、カイル・ブッシュが何度か後退するというシーンが。しかし、そのような状況でもカイル・ブッシュは10位以内にはとどまっている。

そのカイル・ブッシュは82周あたりでパワステが壊れたようでいきなり37位に後退。しかし、すぐに20位台にまで戻るのはさすが。

残り46周あたりにエリオット・サドラーがウォールをヒットしてイエローになり、そのあとのピットアウトでカイル・ブッシュは一気に順位を上げて、集団の中でドラフティングを使える位置を確保。逆にジュニアはスピードが上がらず、徐々に順位を落としていく。

自分の車だけが速くても勝てないデイトナで、うまく、サポートしてもらいつつトップを狙うジュニア。福山氏によれば、ジュニアは人間性で敬意を集めているので多少のことは周りのドライバーも許すのだ、とか。

もう一度残り32周のイエローがあり、そこで、ジュニアが3位、カイル・ブッシュが5位。このリスタート直後にもう一度イエロー。今度はほとんどがステイアウトした。このリスタートでジュニアがジェフ・ゴードンにかわされる形で6位に転落。ジェフ・ゴードンの後ろにはカイル・ブッシュ。

終盤になって、イエローが続発するがピットウインドウ内なのであまりピットに入る車がない。

残り5周ぐらいのところでカイル・ブッシュが例によって仕掛けるが、その直後にイエローフラッグ。カイル・ブッシュがトップの状態で残り3周、グリーンが振られたが最終周にイエローで順位が固定された。が、クラッシュの瞬間の順位はどうだったのか、ということになった。カイル・ブッシュが瞬間的に前に出ていたので、カイル・ブッシュの優勝となった。

今年のカイル・ブッシュはこういった運にも恵まれている。もしかしするとシリーズチャンピオンが取れるかもしれない。

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