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2008/07/07

[NASCAR] 第16戦ソノマ

G+でTV観戦。
カリフォルニア州ソノマ。インフィニオンレースウェイ

NASCARでは珍しいロードコース。ロードコースが少ないNASCARでは不得手としているドライバーも多いようで、このレースだけのスポット参戦のレーサーがいる。オーストラリアのマルコス・アンブローズはNASCAR初参戦。オーストラリアのロードコースでのレースは経験がある。解説は桃田健史氏。桃田氏はカリフォルニアのこのコースでのレース経験があるので、カーブ2の加速ができるかどうかが全体をうまく走れるかどうかと、タイヤを温存してスティントを走りきれるかがポイント、とコメント。

観客数が35000人程度なので通常のNASCARのレースを考えるとかなり小規模。

レース中の無線ではケーシー・ケインがクラッチが切れないと無線で連絡している。ピットでは押しがけをする状態かもしれない。ケーシー・ケインはトップグリッドのスタートなので残念。

イエローフラッグが30週前後で発生。
ここで面白かったのはアルメンディンガーの車がおしがけ状態。何度もピットから10人以上で押しがけしているが掛からないので元に押し戻してまたやる、という状態。

グレッグ・ビッフルがリスタートでトップを走っていたのにいきなりスピン。ここで2位のファン・パブロ・モントーヤがちょっとアクセルを緩めたところをカイル・ブッシュがパスしてトップ。

このあと、カイル・ブッシュ(30番グリッドスタート)とモントーヤは同じような差で走り続けた。

残り44周あたりでイエローフラッグ。
これがおそらくピットウィンドウ的には最後のピット。

グーリンフラッグ後にモントーヤにアンブローズが追突。これでモントーヤが後退。アンブローズもマシンにトラブルが出て最終的にはリタイア。

ロードコースはイエローフラッグがあまり発生しないのだが、ここでは、グリーンでピットインした直後にイエローフラッグが発生するような状況になって、順位が変動した。

ジミー・ジョンソンがスピンしたという画面の直後に、デビット・リューティマンがタイヤバリアにまっすぐツッコんでイエローフラッグ。

このリスタートでトニー・スチュアート、ケビン・ハービック、ジェイミー・マクマーレーが上位で3台まとめて玉突き状態でクラッシュしてしまう。ここはまるでD-1を見ているような感じで3台が同じようにリアタイヤを滑らせてぶつかりながらスピン。

このイエローフラッグのリスタートで、また、クラッシュがあり、今度はレッドフラッグでレース中断。

この間、カイル・ブッシュがトップを維持してグリーン・ホワイトチェッカーで優勝した。最年少記録を塗り替えると同時に、自分自身もロードコース初優勝。いつもはブーイングが多い観客も拍手が多かった。

解説の桃田氏によれば、前戦でデイル・アーンハートJrが、エンジンを入れたり切ったりする燃費走行をしているのがTVで中継された影響かどうかはわからないが、今、アメリカのフリーウェイではフリーウェイの高速走行中にエンジンをいきなり切る遊びが流行っているらしい。これをやるとパワーステアリングやブレーキに影響が出て危ないのでやらないように報道されているそうだ。TVで見たレースの中の操作をそのままやる人がいるとは思わないのだが、影響力があるレーサーなのでちょっと真似をすることはあるのかもしれない、とのこと。

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