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2008/07/21

[NASCAR] 2008 第19戦 シカゴランド

G+でTV観戦。

イリノイ州ジョリエットのシカゴランドスピードウェイ。レース名はLifelock.com 400。
シカゴランドでは初のナイトレースとなる。1.5マイルのオーバルサーキット。

今回は予選が雨で流れたため、ここまでのポイント順でのスターティンググリッド。練習走行も雨で中断したため、車のセットアップができていないことを考慮してコンペティションイエローが35週目に設定されているのは通常のレース運営どおり。

しかし、スタートを見るとカイル・ブッシュ(Kyle Busch)がいきなり飛び出して行く。チームのセッティング能力が今シーズンはかなり当たっていることがわかる。比較すると、デイル・アーンハートJr(Dale Earnhardt Jr.).)の車はセッティングが出ていないようで、徐々に遅れていく。

ジェフ・ゴードンの車が黄緑のカラーリングになっている。解説の福山英朗氏によれば、これは、ニコレットのカラーリングだそう。

ケビン・ハービック(kevin harvick)グレッグ・ビフル(greg biffle)を追い越した後で、左手を出してVサインをするところがオンボードカメラに映る。これを見るとこの二人(ハービックとビフル)は仲が悪くはないのだなとわかる。
 

トニー・スチュアート(Tony Stewart)は、ジョーギブスレーシングを離れて、自ら共同オーナーとなるスチュアート・ハースレーシングを作ることになった。このチームでの自分のチームメイトとなるドライバーを探していてライアン・ニューマン(ryan newman)が候補になっている、とか。

ジュニアはどんどん落ちていき70周過ぎで26位あたりを走行中。

NASCARではペナルティーのピットスルー中に作業をしてもいい。これは他のレースではあまり聞かない。

イエローフラッグでステイアウトしてカイル・ブッシュがトップへ。ここでマット・ケンゼス(Matt Kenseth)とのトップ争いが見ごたえがあった。この直後ケンゼスはタイヤがパンクしたようでピットインして周回遅れに。この後にイエローフラッグが発生したので、カイル・ブッシュのステイアウトが成功した。このあたりのタイミングは今シーズンのカイル・ブッシュは割と作戦が当たる。

このイエロー後のジュニアは21位。その後にカート・ブッシュ。ジュニアの車は何をやってもよくならない。これはレースが終わったらスクラップにするのではないか、と福山氏。

カイル・ブッシュは一貫してトップにいる。ピット作業も他よりも速い。

トップ争いでカイル・ブッシュをカール・エドワーズが追い越すのだが、その直後にエドワーズのタイヤがパンクしてピット。カイル・ブッシュと競り合いをするドライバーにはかならずトラブルが起こる。ここまで来ると、カイル・ブッシュの悪運というか、今年の「ツキ」はすごいと思わざるを得ない。

最終10周でジミー・ジョンソンがリードを奪い差を付けていたのだが、ここでデビッド・ギリランドがエンジンブローをさせてイエローフラッグ。このリスタートでカイル・ブッシュがトップを奪い返して優勝。

最後まで展開がカイル・ブッシュが味方した、というレースだった。

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