ページ

2008/07/03

[MotoGP] 第8戦イギリス

G+でTV観戦。

MotoGP第8戦。イギリス、ドニントンパーク

125cc
小山知良選手はシャシーなど新しい部品となり調子が上がっている。昨年は2位。予選は9番手。中上貴晶選手もウェットでは良かったのだが予選はいまいち。予選は21番手。前回2位のポール・エスパルガロが予選で転倒、帰国したため出場せず。
予選結果はポールポジションはシモーネ・コルシ。チームアスパーがフロントローへ。これは今年は初めて。

ここは集団でのレースにはなりにくい。昨年も3位までは単独走行だった。解説の坂田和人氏はここで2勝しているが、得意ではなかったらしい。TVカメラは色の調整ができておらず、カメラによって画面が暗くなったり明るくなったりしている。

スタート直後いきなりパブロ・ニエトがコースアウト。ガボール・タルマクシが2周目でトラブルリタイア。

アンドレア・イアンノーネ、スコット・レディング、ちょっと離れてマイク・ディメリオが1位から3位。ディ・メリオのすぐ後にセルジオ・ガデア、マルク・マルケス。
残り6周でイアンノーネが転倒。ここで地元のレディングがトップになり観客は大盛り上がり。地元スコット・レディングは史上最年少優勝。これまでの最年少はメランドリ。3位のマルケスとレディングが15歳。二人の15歳が表彰台というのも初めて。

小山選手6位、中上選手8位はともに今季最高の成績。
インタビュー。
小山選手「マシンがよくなってハードブレーキングもできるようになったので、次のレースに向けて頑張りたい。」
中上選手「今回やっとレースらしいレースができて目標のシングルフィニッシュができてうれしい。」

250cc
解説の青木琢磨氏によればドニントンはSUGOに似ているらしい。
高橋裕紀選手が5番手、青山博一選手が6番手。
高橋が良いスタートでホールショットかという勢いで1コーナーで2位走行。青山がポジションを落として9位あたりまで下がる。青山は久しぶりにミカ・カリオの前で走る。

中盤からカリオはどんどん前に行き青山はなかなか前に進めず。高橋も徐々に順位を下げてしまい青山よりも後ろに落ちた。
首位争いはアルバロ・バウティスタ、シモンチェリ、カリオの3人。デボン、青山、シモンは6位争い。バウティスタはポールポジションから勝てていない。
残り2周でシモンチェリがオーバースピードでイン側に突っ込みバウティスタを押し出す形になり、その隙にカリオが抜いて1位。この二人って以前にもトップ争いをしていてクラッシュして負けたという経験があった。同じようなクラッシュするかと思ったがそこまで無理せず二人でスピードを落としただけで2位、3位表彰台。やはりバウティスタはポールポジションからは勝てないようだ。

青山が6位、高橋が9位。
インタビュー
青山選手「途中でクラッチに問題が出て一気に落ちてしまった。そこから抜けなくてなかなか上がれなかった。悔しいレース」
高橋選手「序盤はねらっていたホールショットに近かったが、その後エンジンがストレートの最後で伸びなくなってしまい、最後は完走することに徹した。」

MotoGP
ホルヘ・ロレンソがレース復帰。右手首骨折のロリス・カピロッシが欠場してベン・スピーズがスズキのマシンに搭乗。ホンダが新しいニューマチックバルブエンジンをこのレースに投入。ニッキー・ヘイデンは手ごたえをつかんだらしい。

ケーシー・ストーナーがポールポジション。かなり良いタイムを出して他の選手とのタイム差がある。バレンティノ・ロッシはこのコースが初優勝、かつ、このレースが200レース目となる。中野真矢選手は10番手スタート。ここまで全戦でポイント圏内という安定度はあるがここから抜け出せない感じ。

スタートからストーナーが抜けだしてほぼ単独走行。ロッシは2位ながら徐々にストーナーと差が広がる。その後にダニ・ペドロサがついている。久しぶりに強いストーナーを見た。そのままの順位でゴール。ペドロサはロッシを抜くこともあったが抜き返されて徐々に離れた。地元のトスランドは最初の周回の第1コーナーで転倒。しかし、その後レースには復帰し完走した。最後には英国旗を持って走っていた。

中野選手は8位から9位に下がってそのままゴール。怪我から復帰のロレンソは6位まで順位を上げてきた。次あたりからは上位争いができるのではないだろうか。今年のルーキーの中ではロレンソが最も速い。

0 件のコメント:

コメントを投稿