ページ

2009/06/06

[IndyCar] 2009 第2戦 ロングビーチ

IndyCar Series TOYOTA grand prix of long beach
2009年4月19日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

CARTシリーズの伝統の一戦。Indyシリーズとの合併により組み込まれた。この影響でもてぎのIndy Japanが秋に移り、結果としてMotoGPが春に移った、というバタフライ効果が。。
それ以前にはロングビーチでF1が開催されたこともある。LAから地下鉄で来られるぐらいの市街地コース。レース主催者は、近所一帯の住民で騒音に耐えられない人たちに旅費を出してレース期間は町を離れてもらったらしい。

一周1.96マイルを85周。267.6キロのストリートコース。路面はコンクリートとアスファルトの混合。

最終順位

順位ドライバーチームゼッケン
1フランキッティ(Dario Franchitti)Target Chip Ganassi Racing10
2パワー(Will Power)Team Verizon Wireless12
3カナーン(Tony Kanaan)Team 7-Eleven11
4パトリック( Danica Patrick)Motorola7
5ウェルドン(Dan Wheldon)National Guard Panther Racing4
20武藤英紀Formula Dream27

エリオ・カストロネベス

脱税容疑の告訴されて初戦を欠場したカストロネベス。このレースの前日の金曜日に無罪判決が出て、土曜日には予選に参加。3号車に復活したが、ドライバーミーティングに出ていなかったのでピットアウトのやり方を間違ったり、クラッシュしたり。それでも、速さはあった。7位に入ってポイントを獲得。

ダリオ・フランキッティ

元々のスピードがあり、ピット戦略がハマった。アンダーグリーンでREDタイヤ(ソフト)からprimaryタイヤ(ハード)に変更するピットインを行う。その直後にフルコースコーションが発生して、上位に定着。何度かリスタートがあったが、ペースを保ち、2位以下を引き離す。
アンドレッティ・グリーン・レーシングのピット戦略がこのレース展開に合っていた。ダニカ・パトリックも4位まで来ている。武藤もクラッシュさえなければ10位以内には来ていたのではないだろうか。


ALMS参戦中のスコット・シャープがインタビューに答えて、「ダリオが速そうだ」と。
決勝日は奥さまであるアシュレー・ジャッドの誕生日。
トニー・カナーンとは賭けをしていて、先に自分が勝ったので髪を切らなくて良くなった、トニーにはアフロヘアにしてもらいたい、と。

武藤の不運続く

前戦の悪い流れはそのままで、24周で前方の車が玉突きしたところに後ろから突っ込む多重衝突。この後修理して再スタートできたが、順位はかなり下がってトップから14周遅れの20位。

Indy500

Indy500への参戦アナウンスがあいついでいるという取材映像。ポール・トレーシーがガイコのスポンサーで出走。リチャード・ぺティがスポンサーとなってジョン・アンドレッテイを参戦させる、など。

33台が揃わないのではと危惧されていたこともあった。今は40台を超える参戦が予定されている。
「今だから言うが、Indy500には生活費を稼ぎに行っていた。予選を通過すると1300万円ぐらいの賞金がもらえた。もちろんチームと分配するのだが。」松田氏。

この時期のversus.comの番組にはIndy500の歴史を紐解くという特集があり、アル・アンサー・シニアが47歳で優勝した、とか。


グレアム・レイホール

ピットアウト時、燃料ホースが外れないままスタートの合図が出てしまい、クルーが転倒するという事故。これでペナルティをくらい、順位が下がった。

スコット・ディクソン

昨年のチャンピオンのディクソン。武藤と同じく流れが来ていない。コーションラップで6位走行中、7位を走っていたライアン・ブリスコーに後ろから追突され、スピン。15位まで転落。ブリスこーはこのクラッシュが危険行為となり、ペナルティ。

サロンパス

コースに立ったゲート上の広告に"SALONPAS"と。あのサロンパスがスポンサーになっているらしい。
日本のモータースポーツでもスポンサーしてくれるといいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿