2009年5月4日
放送:日テレ(ダイジェスト)
実況:矢野武
解説:由良拓也、福山英朗
ピットリポート:高橋二郎、一戸恵梨子
予選は想定よりも路面温度が低く、AコーナーではHIS KONDOレーシングのオリベイラとHASEMI TOMICA のクインタレッリがスピンやスライド。いずれも、リカバーして予選は走り切ったがタイムロス。
RAYBRICの細川は前戦でのクラッシュの原因となった行為にペナルティが課せられて出場停止。松浦孝亮が代わりに運転する。由良氏「(松浦は)昨年までの解説仲間なので応援したい」
このレースでのレギュレーションは、
- 2ピット義務付け
- ピットインではドライバー交代は必須
- 1スティントは30周以上
周回数は88周。
TVは地上波のダイジェスト版の方が放送が早いためそちらを見た。JSPORTSは別料金PLUSを契約していないかなり時期が遅い。
MOTUL AUTECH
鈴鹿ではリードしていたのに終盤にトラブルで4位に後退した。予選では好調を維持していたのと、スタート順が遅かったため、路面温度が低いことを理解して対策したのとで、ポールポジション。常にトップグループを走り、ピット作業で逆転してトップに出た。最後の最後でKEIHIN NSXにひっかかり後ろからPETRONASに詰められたがリードを維持して首位。
最後に追いつかれた時は、またか、とちょっと嫌な感じがしたが、やっと今シーズン初勝利。
1号車と12号車IMPUL カルソニック GT-Rには、このレースではエアコンを装備してスポットクーラーとして試用したらしい。セパンの暑さ対策の一つ。
HIS KONDOレーシング
最初から上位を走り、序盤はMOTULに続く2番手。終盤にかけても順位を落としながらバトルに顔を出して、ARTA NSX(ファーマン)やENEOS SC430(ビルドハイム)と順位争い。ENEOSとのバトル中、1コーナーでオリベイラが窓から手を出して振っている。「抗議かごめんか。」福山氏。「あそこで手を振る余裕があるんですね。」由良氏。
予選でもスピンしながら何事もなかったようにコースに復帰したりして、オリベイラの能力の高さを示した。
NSX
由良氏によれば、08年モデルのパッケージのリアカウルを使用し、ストレートスピードを稼ぐ作戦に出ている。09はダウンフォースを優先しているとか。
ピット作戦
2回ピット義務付けに対して、チームによって対応が変わる。
RAYBRIGは1回目のピットではタイヤ交換をせず燃料のみ。これはあまりうまくいかず、松浦は苦しいドライビングになった。
ダイシンADVAN フェラーリは、タイヤ交換を少なくして、1回目はタイヤ交換なし、2回目は2タイヤ(リア)。2回ピットの作業時間が結果に大きく影響し、MOTULの27秒にたいし、PETRONASは34秒ぐらいと差がついた。
順位 | チーム | ドライバー | ゼッケン |
GT500 | |||
1 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲、ブノワ・トレルイエ | 1 |
2 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一、アンドレ・ロッテラー | 36 |
3 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン、伊沢 拓也 | 8 |
4 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ、荒 聖治 | 24 |
5 | KRAFT SC430 | 石浦 宏明、大嶋 和也 | 35 |
GT300 | |||
1 | ARTA Garaiya | 新田 守男、高木 真一 | 43 |
2 | ダイシン アドバン Ferrari | 青木 孝行、藤井 誠暢 | 81 |
3 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 | 谷口 信輝、折目 遼 | 7 |
4 | UP START タイサンポルシェ | 黒澤 治樹、阿部 翼 | 26 |
5 | ウェッズスポーツIS350 | 織戸 学、片岡 龍也 | 19 |
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