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2009/06/14

[WRC] 2009 第5戦 アルゼンチン

世界ラリー選手権(WRC)
2009年4月24日から26日 第5戦 アルゼンチン
放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。小林直樹。

アルゼンチンの特徴は
標高が高い。天候が不安定。
熱狂的な観客。レース的じゃなく冒険的。「もっともラリーらしいラリー」福井氏。

TVではドライバーのインタビュー
ローブ「自分がミスをしてヒルボネンが勝てば並ばれる。」
ヒルボネン「トラブルなく他より速く走ることに尽きる」
ラトバラ「ヒルボネンはこのラリーが得意だから勝つ可能性がある」

最終結果

順位ドライバーチーム車種
1ローブ(Sébastien LOEB)Citroën Total WRTCitroën C4
2ソルド (Dani SORDO)Citroën Total WRTCitroën C4
3H. ソルベルグ(Henning SOLBERG)Stobart VK M-SportFord Focus RS WRC 08
4ビラグラ(Federico VILLAGRA)Munchi's FordFord Focus RS WRC 08
5ウィルソン(Matthew WILSON)Stobart VK M-SportFord Focus RS WRC 08
6ラトバラ(Jari-Matti LATVALA)BP Ford Abu DhabiFord Focus RS WRC 08

DAY 1

「スタート順の遅いラトバラが独走して、ローブを置いていくしかフォードには作戦がない。」福井氏。

初日は道が広く比較するとこれでもスムーズ。
シトロエンはフォードに対抗してソルドを走らせている。
ラトバラ「目標は3、4位。」チームはラトバラに首位に立つことを要求してミスを誘発することを嫌ったらしく、チームの作戦上は今回は控え目。初日にかく乱するだけでよいということらしい。

「今回は面白い展開。差が少ない。5位までが10秒以内。」福井氏。

ヒルボネン「差が開きそうではない。」
SS7「コースにギャップがあり、車がバランスを崩してジャンプする。客もわかっていてそういう所で見ている。客がコースに近い。」
ローブは下回りの金具がはがれている。

DAY 1終了時点の順位は、ソルド、ヒルボネン、ローブ。

DAY 2

前夜に少し雨が降ったらしく、ダストが少ない。
コースは大変化。狭くなり、標高が上がる。水渡りもあって難しい。2000m以上の標高でエンジンパワーが落ちる。
ラトバラのボンネットのピンがはずれて飛んでしまった。「落ちたボンネットはお客が奪うようにもし去ったそうです」小林氏。

段々、岩山になる。「少し当たっても致命的な故障になる。」福井氏。

ミナ・クラベルはアルゼンチンの典型コース。岩山の細いカーブの道。
次のエル・コンドルでは全くコースが変わる。天候もこのあたりが境目。

SS15で、ヒルボネンはオーバーヒート。懸命に修理するが修復できず、リタイア。

終了時点の順位は、ローブ、ソルド、ラトバラ。

STIのコーナーでは、P. ソルベルグもつけてほしいと言ったというフレキシブルタワーバー。

DAY 3

「アクロポリス的、キプロス的な悪路」福井氏。
「雨が少なく、川が浅くなったり、水が少ない。」小林氏。

ラトバラがジャンプのあとに、燃圧が下がるトラブルで遅れ、P.ソルベルグが3位に上がる。
今度はP.ソルベルグがエンジントラブルで止まってしまう。オンボードでは「信じられない。」と叫んでいる。「表彰台に上りたかった。残念。」ペター・ソルベルグ。

かわって3位に上がったのは兄のH.ソルベルグ。「ペターには気の毒だが、うれしい。」

ローブは開幕5連勝。2位ソルド。
ソルドは「グラベルでここまで速く走れたという実績。」福井氏。

「フォードはトラブルを減らさないといけない。」福井氏。

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