カンザススピードウェイ
2009年4月26日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松浦孝亮
このレースの次はIndy 500となる。ここで勢いをつけてIndy 500につなげたいドライバー達。
予選では、ダリオ・フランキッティ、エリオ・カストロネベスがイン側の白線をまたいでしまう違反によりペナルティ降格。「ホワイトラインをカットしてはいけないとドライバーミーティングでもしつこく注意されるのに、ベテランがやってちゃだめです」松浦氏。
コース
1.5マイル、バンク角は15度。
200周 = 300マイル。
コース幅は17メートル。
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | ゼッケン |
1 | ディクソン (Scott Dixon) | Target Chip Ganassi Racing | 9 |
2 | カストロネベス(Helio Castroneves) | Team Penske | 3 |
3 | カナーン(Tony Kanaan) | Team 7-Eleven | 11 |
4 | ブリスコー(Ryan Briscoe) | Team Penske | 6 |
5 | ウェルドン(Danica Patrick) | Motorola | 7 |
8 | 武藤英紀 | Formula Dream | 27 |
女性ドライバー
ダニカ・パトリック、サラ・フィッシャー、ミルカ・デューノの3人が出場。
ダニカは一年前(2008)のもてぎで初勝利を挙げてカンザスに凱旋した。IndyCarシリーズ的にもニュースだったようで、当時の映像は何度も流される。
武藤英紀
「予選はダウンフォースを削りすぎたかもしれない。決勝は別だと思う。」予選は13位。
ビットール・メイラの前のラインを斜めに横切って空気の流れをchopしてしまい、メイラがその影響を受けてクラッシュ。
メイラは、アウトから入ったらアウトに出るのが原則なのに、斜めに入ってこられたと怒っている。
「chopするなと言われるが、レースなので。chopするとやり返される」松浦氏。
ダニカのエア・ジャッキのホースをピットアウト時に踏んでしまいペナルティでリードラップ最後尾まで降格。ここから挽回した。最後のピットでの車の調整に失敗したらしく車が悪いと無線で訴え少し順位を下げながらも頑張り、8位フィニッシュ。
ディクソン
観戦している奥さんのとなりは母親。仲が良いらしい。「うちの息子を脅かすものはなさそうねえ」「そうですね。お母様」なんて会話をしているだろう、と村田・松浦は盛り上がっている。
アンダーグリーンのピット作業が速い。
前2戦のロードコースでは全く成績を残せず、今季の初優勝となった。
かなりのリードを保っての優勝。
通算では17勝。
ウェイトジャッカー
TVでの技術解説コーナーはウェイトジャッカーの説明。
ハンドルについている2つのボタンで油圧を変え、右リアサスペンションの長さを変える。ウェルドンの場合は1回押すと2.5ポンドのウェイトが変わる。2つのボタンを同時押しでリセット。この同時押しでリセット機能はピットロードに入ってまっすぐ走る状態になったときにウェイトを即座に戻すために必要。
変更した後、5万ドルのPCでプログラミングする、とTVでは説明。
映っているPCは普通のノートPCのようなので、ソフトウェアが高価なのかも。
竜巻警報
決勝前日に雨がありラバーが全部流れている。TVでは雨が近づいてきているレーダーが映される。
200周のレースの101周走っていればレースは成立するとの説明。
竜巻の恐れがあるため、チケット完売なのに観客が少ない。
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