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2009/06/01

[IndyCar] 2009 第1戦 セントピーターズバーグ

IndyCar Series Honda Grand Prix of St. Petersburg
2009年4月5日
放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士

武藤英紀のインタビュー「予選の流れがよくない。レッドタイヤで出たのはイエローが早目に出る予想だったため。結果としてイエローが出なかった。車は一瞬の速さがないが、作戦で順位も変わるから。今年はターン1のグリップが下がっている。」

2009年はアメリカでの放送を行うのがESPNからversus.comになっている。ESPNが放送しないわけではなくversus.comが13レース以上のHDによる放送の権利を得たらしい。

コースは街路と軍の滑走路を組み合わせたロードコース。ロードコースが得意な選手が前に出る。路面のでこぼこはかなりひどい。1周2.8キロを100周。

最終順位

順位ドライバーチームゼッケン
1位ライアン・ブリスコー(Ryan Briscoe) Team Penske6
2ライアン・ハンターレイ(Ryan Hunter-Reay)Vision Racing21
3ジャスティン・ウィルソン(Justin Wilson)Sonny's Bar-B-Q18
4ダリオ・フランキティ(Dario Franchitti)Air Wick10
5トニー・カナーン(Tony Kanaan)Team 7-Eleven11
15武藤英紀Formula Dream27


Honda Performance Developmentの社長 エリック・バーグマンが "Drivers Start Your HONDA Engines." 男女の選手がいるので、NASCARのように gentlemenとは言わず、driversと言う。

2009年よりソフトタイヤが導入され、ファイアストンタイヤの9セットのうち3セットがソフトタイヤ。ソフトタイヤには横から見ると赤い筋が入っている。ハードタイヤはそのままのブラックタイヤ。TV放送ではソフトがred、ハードがprimaryと区別されている。ソフトタイヤの少なくとも1セットをグリーンフラッグ状態で2周使うことが義務付けられている。

ジャスティン・ウィルソンはソフトタイヤでスタートし序盤はかなりのLap数を首位で走行。他の車はソフトから早々にハードタイヤに変えているのに、ウィルソンだけはソフトタイヤで良いペースを出している。
終盤にライアン・ブリスコーがリスタートでウィルソンをパスし、そのままチェッカー。

スコット・ディクソン

昨年のチャンピオン。このレースは終始アンラッキー。
スタートでは1コーナーでの接触に巻き込まれて順位を落とす。レース中盤ではピットイン時にウィル・パワーがピット場所を間違えてディクソンのピットインを妨害。ディクソンは自ピットに入ることができず押し戻してもらう。最後は武藤と接触し、て左フロントが曲がらなくなりタイヤバリアに直行。

ダリオ・フランキティ

NASCARで走っていたが、2009年から再びIRLに復帰。IRLよりはNASCARの方が収入は良いという話はNASCARのpodcastで聞いたことがあった。NASCARでは思うような成績がだせなかった。序盤はいきなり2位を走り最終結果は6位。

武藤英紀

解説の松田氏が車があまり良い状態ではないことが明らかだが、この状態でも粘り強く走ってひとけた順位まで上がったのはすばらしいこと。今後につながるだろう、と。終盤は9位から7位のあたりを走行するまでに調子は上がってきた。残り6周でダン・ウェルドンが止まったところに追突してリタイア。

オープニングラップのオールコースコーション

ポールポジションのグレアム・レイホールがいきなりコースアウト。オープニング・ラップのイエローは3年連続。

ダニカ・パトリック

マトスが追突した形になりクラッシュしてリタイヤ。コースサイドに歩いて移動した二人は話しあっているのがTVに映る。ダニカからすればマトスのコース取りがおかしいということのようだ。

ロジャー安川

GAORAのインタビューでレーサー鹿島がロジャー安川をインタビュー。Indy Japanには参戦が決定したことと、Indy 500には参加するための活動をしている。その他のIndyレースにも走れるように努力中。インタビュワーのレーサー鹿島はIndy Lightsに参戦するとのことで、ロジャー安川から逆に質問を受ける場面もあった。

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